身を守るために



「アヤちゃぁぁあん!一週間5時間49分44秒振りだね!!今日も変わらず元気そうで良かった良かった!………そうだ!これから僕この辺りにある洞窟に行って新しい石を探しに行くんだけどアヤちゃんも一緒に行こうよヴァゴフーーーーーーッッ!!」

「行くわけないだろうがぁあーーーーッッ!!ホウエンに帰れーーーーッッ!!」



「そういえばアヤちゃんてさ、バトルも強ければ結構格闘技強いよね。見た目そんな子には見えないんだけど……誰かに教えて貰ったの?」

「Σえ、………ま、まぁそそそそうですね!護身用として鍛えていましたから!あははははは!!(言えねーーッッ!ダイゴさんをぶっ飛ばしていたらもっと強くなりましただなんて言えねーーッッ!!)」

「?そう?まぁこの世の中何があるか分からないからね、護身用の一つや二つあったほうがいいし。ポケモンがいくら強くても、私達もそれなりに強くないと何かあった時困るからねー…………………最悪死ぬ事になる」

「え、ミリさん無駄に怖いですニコニコからいきなり影ついた顔で呟かないでください怖いです!しかもなんかとってもリアル……!!」

「そうだ!アヤちゃんこれあげる。いざという時に使ってみるといいよ!」

「あ、ありがとうございま………………ってえぇぇぇえ!?なななな何ですかこれーー!?」

「拳銃」

「危ねぇぇえ!!そしてこれを平気で渡すミリさん危ねぇえええ!!」

「脳天一発ぶち抜く勢いでがんば!」

「誰が使うかーーーーーーーーーーーッッ!!!」



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傷跡の華




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