破壊的殺人料理



「え、料理を教えて欲しい?」

「はい。だってレンさんがミリさんは料理が上手いって言ってたから…あの、駄目ですか?」

「私なら構わないよ!でも何で?アヤちゃん料理出来そうなのに…ポフィンだってこんなに上出来なのに」

「いやぁ…“ポケモン食だけ”なんですよね、ボクが出来る料理」

「?まぁ良いや、じゃあアヤちゃん肉じゃがでも作ろうか!」

「はーい!」



(数時間経過)



「…ってあれぇえええ!!?アヤちゃん!?その手に持ってるのは何!?」

「はちみt」

「どこの世界に肉じゃがに蜂蜜入れる人間が居るの!?え、ちょっと待て待て待て待てぇええ!!?それは?それは何!?」

「もずく」

「もずくッッーー!!?何!?何でそんなの入れちゃうの!?肉じゃがとは100メートル離れてる食材だよね!?……ああぁ!?入れちゃった!?ちょっ、生のブリ入れないで!?何で肉じゃがなのに魚入ってんの!?」

「よーミリ…ってアヤも居んのか?何だよ二人揃って料理なんか…」

「!!」

「肉じゃが?匂いは普通だが…どれryグフッ!!!

「いやぁああああああ!!レェエエエエンッ!!!」

「しまった!やっぱり不味い!?」

「いやいやいやいや!?不味いってレベルじゃないよねこれ!?」




彼女の良いトコロ、
豊富な発想力。



犠牲者イケメン一名。



*****
十五夜





- ナノ -