@ルシオルさんとラストワルツさん

++++++

ルシオル「まさかリボンが切れるとは……買いに来たのはいいが邪魔だな(長い髪を後ろにやりながら)」
ラストワルツ「!すごい、貴方の髪すごく綺麗ね??(顔を輝かせて、服の端をくんと掴んで)」こんばんはー突撃失礼します! >ルシオルさん
ルシオル「!(服の端が引っ張られたのに気づき振り返る)ああ、ありがとうお嬢さん。普段はこんな風にはしてないのだがな」突撃ありがとうございます!よろしくお願いします!>ラストワルツさん
ラストワルツ「ごめんなさい、貴方がおっきかったから掴んじゃったわ!普段は結ってるの??すごくキラキラした髪ね!(綺麗、とにこっと笑って)」>ルシオルさん
ルシオル「そ、そうか。いや、結んでいたリボンが切れてな、買いに来たというわけだ。ラストワルツか、私はルシオルだ。よろしく」 >ラストワルツさん
ラストワルツ「リボン?リボンならたくさんそこの木に結ばれてた気がする…(きょろきょろとあたり見回して)ルシオルね!呼びやすいように呼んでね!」>ルシオルさん
ルシオル「ああ、そういえばそんな木があったな。そうか、ならラストと呼ばせてもらってもいいか?私も好きに呼んでくれて構わない」 >ラストワルツさん
ラストワルツ「あ、けどせっかく綺麗な髪だからバレッタも似合いそう!リボンが好きなの??ラスト大歓迎よ、普通に呼ぶと長いからね(ふふっと笑って)私はルシオルって呼びたいわ。良い?」>ルシオルさん
ルシオル「バレッタか……たまにはそういうのもいいかもしれないな。昔はリボンにしておくと子供たちが喜んで結びに来たからな。ああ、構わないぞラスト」 >ラストワルツさん
ラストワルツ「リボンだとしゅーって解けちゃわない??結ぶの大変そう!! 子供たち…府府、今の私みたいに?ルシオルからしたら私も子供の域なのかしら?(いたずらっぽく笑って)」>ルシオルさん
ルシオル「そうだな、ほどけやすくはあるが……結び方に自由が効くからな。そうだな、確かにラストぐらいの歳だったな。(ふ、と笑いながら)」>ラストワルツさん
ラストワルツ「なるほど、そういう利点が…私、リボンだと気づいたら解けちゃってて。(しゅんとして)この前ね、失礼な人に小学生って言われたのよ!そんな幼く見えるかしら?」>ルシオルさん
ルシオル「確かにしっかりと結ばないといけなくなるな。少しきつめに結んでみるのもひとつだ。ふむ、私はそう感じないが…まあ、愛らしい雰囲気ではあるな」>ラストワルツさん
ラストワルツ「なるほど、きつめ…じゃあ、今度リボン持ってきたらルシオルが結んでくれる??そういえば、さっき子供が…って言ったけど、ルシオルは何のお仕事してたの??」>ルシオルさん
ルシオル「ん?俺がか?それはかまわんぞ。仕事か……何ただの家庭教師だ。貴族の方々のところとかのな」>ラストワルツさん
ラストワルツ「わぁいやった!私、自分の髪いじるの苦手なの。本当は結ってたいんだけど。(不器用なのよ、とため息をついて)へー、家庭教師…ルシオルは頭良いのね。私学がないから、ちょっぴり羨ましいわ。」>ルシオルさん
ルシオル「そうなのか?まあ、結っていた方が楽なときもあるが…私で良ければお手伝いしよう。頭がいいというか叩き込んだという感じだな。俺も始めは苦手でだったからな」 >ラストワルツさん
ラストワルツ「私もね。女の子だからね。おしゃれしたい気持ちもあるの。だけどリボンで結うとね…こう…ボーンと…(弾け飛ぶ様子を手で表して) ルシオルも昔は頭悪かったの?ふふ、見えない。」>ルシオルさん
ルシオル「つまりうまく結びないのか……(ポケットを探って)ラストちょっと向こうを向いててくれないか?……かなり悪かったぞ。喧嘩しか頭に無かったくらいにはな」 >ラストワルツさん
ラストワルツ「む、結べない…そう結べないの…(ちょっと悔しそうに)後ろ?こう??(くるっと後ろを振り向いて)へー、意外。ルシオルはいいところのお坊ちゃんみたいなイメージなのに(くすくすと笑って)」>ルシオルさん
ルシオル「何事も毎日の練習だ。最初は簡単なのから挑戦していけばいい。(ラストワルツちゃんの髪を触りながら)これは私の古いリボンだからまた新しく買うとしてこんな感じはどうだ?(ポニーテールに結んで)そう見えるか?」>ラストワルツさん
ラストワルツ「うー、難しいわよぉ…後ろ見えないとどうなってるかわからない…(首元がすーすーするのを感じて)すごい!ルシオル止めてくれたの?ありがとう!! うん、物腰柔らかい貴族の方、ってイメージだったわ。結構違うのね?」>ルシオルさん
ルシオル「一番は合せ鏡だが……あとは髪を横に持ってきて結べるところで結ぶかだな。(ちょっと笑って)どういたしまして。……ああ、結構荒れてた時もあったな。今は教え子とかがいたから直したが」 >ラストワルツさん
ラストワルツ「合わせ鏡…まず姿見がないわ……見える範囲なら結べるのよ、一応。高い位置は練習か…! ふふ、じゃあ子供たちがルシオルの道を正してくれたのね。きっと運命ね!」>ルシオルさん
ルシオル「確かに見にくいか……見えるところで結べるなら練習すればできるようになるさ。そうか、たしかに私は彼らに道をただされたのかも知れないな。ラストにも教えられたな」>ラストワルツさ
ラストワルツ「あ、リボン探してたのに髪結んでもらってたら時間すぎちゃった…ごめんね、次まで綺麗なリボン探しておくわ!(あともっと結ぶの上手くなる!と笑って) 人との出会いは一期一会だものね。今日のルシオルとの出会いもきっと大切なものよ!」>ルシオルさん
ルシオル「いや、こちらこそ話に付き合ってもらって悪かったな。ラストが結べるようになってるのを楽しみにしてるぞ。そうだな、また会えたらな」お時間なのでお話ありがとうございました!>ラストワルツさん


[*prev] [next#]




第3回BLove小説・漫画コンテスト結果発表!
テーマ「人外ファンタジー」
- ナノ -