@ローズナイトさんとニコラ

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ローズナイト「…また焦がしてしまった。とてもこの量は食べられないな…部屋に持って言って少しずつ食べるしかないだろうな…」(斑に焼き目がついたクッキーを前に肩を落とす)
ニコラ「?…こんにちは。いやこんばんは、かな??どうしたの、気を落としてるみたいだけど」突撃失礼します!!!<ローズさん
ローズナイト「(驚いた面持ちで)っ!い、いや、菓子を焦がしてしまってな…ううん、どうも上手くいかない。君がこんな時間にキッチンにくるとは、お腹が減ったのか?ならばなにか作ろうか。おかず系になってしまうけれどね」見逃してた!!ありがとう!!>ニコラくん
ニコラ「うん、ちょっと小腹が空いて。いいよ、その焦げてるやつ頂戴。あと出来たら牛乳」うへへへローズさんと絡みたかったから嬉しい!!<ローズさん
ローズナイト「いや、これはやめておいたほうがいいこんな焦げて歪なもの、美味しいなどとは程遠いだろうから。牛乳…あった。なにか作れそうなものは…」(冷蔵庫をごそごそと漁り始める)テーマに程遠くなってしまったのに絡んでくれて嬉しい…>ニコラくん
ニコラ「…食べて見ないとわかんないだろ。(ひょいパク)ちょっと見た目悪いけど、食えない訳じゃねぇじゃん。…ん、牛乳どうも」(もぐもぐ)<ローズさん
ローズナイト「ああっ!…はぁ…お腹を壊してしまっても知らないよ」(呆れた声色でちらちらと不安そうに見る)>ニコラさん
ニコラ「生憎、俺は結構お腹強いほうだからね。…それに、誰かが一生懸命作ったものを、捨てる方がもったいないだろ」(けろっとした顔をしてるニコラ)<ローズさん
ローズナイト「それは何より。……捨てはしないさ。私1人で処理するつもりだったよ。でも君が食べてくれて本当は助かった。一人で食べるには少し時間がかかるからね」>ニコラさん
ニコラ「ふーん。一人で食べるつもりだったんだ。(きょとん)でも、俺よりずっと上手だと思うけど」(ローズさんのクッキーを見つめ)<ローズさん
ローズナイト「いや、その……それは実はハート型のつもりで…形が潰れてしまってるだろう…?そ、その、もう恥ずかしいから形には気にしないことにしてくれ、わたしも気、気にはしないことにするから(ハート型と正直に言ってしまって慌てて赤くなる)」>ニコラさん
ニコラ「ハート形?…ぷっ、アンタすげぇ可愛いな。大丈夫、多少歪な方が、頑張ってる感じして愛おしいだろ??それに味は悪くないしな」(天井の光にかざすようにまじまじと見つめて、ひょいパク)<ローズさん
ニコラ「ヤケになって可愛いなぁ。アンタが可愛い人、って分かっただけでも、キッチン来てよかったかも。あ。そういや、ちゃんと自己紹介してなかったかも。俺、ニコラシカ。よろしく」<ローズさん
ローズナイト「かわいい?君の目はなにか詰まってしまっているのか?(キョトン)…それもそうだな、さんざん話しておいて自己紹介もしてないとは失礼した。わたしはローズナイトだ…よろしく。君は…不思議な子だな」>ニコラさん
ニコラ「そう?そうやってコロコロ表情変わる感じ、俺からしたらすごく可愛らしいと思うけど。人間として、結構好きな感じ。じゃあ、ローズさんって呼ぶね!俺の事もニコちゃん以外なら好きなようにどーぞ。…不思議、ねぇ」(ニヤッと笑い)<ローズさん
ローズナイト「っ…っ!!は、恥ずかしい人だな君は!わかった、ニコちゃんがダメなのか。ではニコくんで……いやニコラくんと呼ばせてもらうよ(コホン)言葉が真っ直ぐすぎてついていけないよ、もう。(ふう、と息を吐いて)」>ニコラさん
ニコラ「そうかな。恥ずかしい…か。初めて言われたかも。うん、ニコラくんね、りょーかい。子供だからね。言葉を選べないの…なんてね」(クスクス笑い)<ローズさん
ローズナイト「…君の言葉は眩しいんだ。君の目と言葉が真っ直ぐなところは私が忘れてきてしまったものだから、羨ましいとも思うよ。恥ずかしい人というのは…その勢いだ。すまないね。そういうところが君の素敵なところの一部なのだろうね。でも言葉で感情を隠すのも得意な部類なのだろう。あ、あと可愛いだのをいうのはかわいい女の子たちの方が喜ばれるから、そっちの方がいい」>ニコラさん
ニコラ「…何、急に(きょとん)新鮮だなぁって感じだから、そういうのも悪くないんだけど。…んー言葉で隠す、か。言い得て妙、此処に来る前はそうだったかもな。後、誰に言おうが俺の勝手だろ?可愛いと思ったら、言うだけだよ」(クスクスと笑い)<ローズさん
ローズナイト「年寄りは語りたがるものなんだ、あとさっきから君のペースだからカッコつけたくなったんだ(フイと顔を背けて)まあ、私は君のことを知らないからね、知ったことを言ってしまったね。……もう好きにしてくれ…」>ニコラさん
ニコラ「いや、俺的にはアンタを知れて嬉しいし、もっと話してほしいんだけど。今、いろんなものを見て、自分を知ろうとしてる所だから、もっと大人としていろいろ教えて?(甘えたように)…好きにしていいって言われると、なんか悪戯したくなるんだけど」<ローズさん
ローズナイト「私のことなど話してもつまらないよ?大人として…人生経験はそれなりにあるけど…どれを教えればいいのだろう?ああなるほど、では私のことを話すから、君のことも教えてくれると嬉しい(微笑んで)…悪戯?さっきので十分だろう…?」>ニコラさん
ニコラ「わーい!やった!!ローズさん優しい!!聞きたい事あったら、何でも言ってよ。聞きたければ何でも話すよ。さっきのは悪戯じゃなくて本音ですぅ」(むくれ顔)<ローズさん



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