@トルリアンとハルトさん

++++++

トルリアン「今日お花見って聞いたからお弁当作ってきたけど…みんなお米って食べるのかなぁ」
ハルト「あ…火の通ってる食べ物持ってる人がいる…(トルリアン君の持ってるお弁当を遠くからガン見しながら)」確か以前にハルトでお話ししよ!って約束してた気がするから突撃するぞ…!>トルリアン君
トルリアン「(もぐもぐとおにぎり頬張りながら)……良ければ食べますか?あっ、これ火通ってない…!(おにぎりが入った重箱を差し出して)」 わーいぜひぜひ!!これを機にお近づきに!>ハルトくん
ハルト「…いいのか?ありがとう…(重箱からおにぎりを取りつつまじまじと見て)…いただいておいて申し訳ないんだが…これはどうやって食べるんだ?えーとあなたは…」こちらこそこれを機に仲良くしてやってー!>トルリアン君
トルリアン「えっと、これはおにぎりと言います。黒い部分を持って、そのままかぶりついてもらえれば…お口に合いますかね。僕はトルリアンと言います。初めましてですね、お名前お伺いできますか?」>ハルトくん
ハルト「なるほど、ありがとう…(言われた通りにかぶりつきながら)ん、おいしいな。トルリアンさんね…あ、これは失礼した。僕はハルバート、よろしく」>トルリアン君
トルリアン「ほんとですか?良かった…この黒い部分も食べれるんですよ、海苔って言うんです(楽しそうにおにぎりを指さしながら)ハルバートさんですね、よろしくお願いします。なんてお呼びすればいいでしょうか?」>ハルトくん
ハルト「そうなのか!?この黒いのが…(興味深そうに観察しながら)呼び方か…ハル以外ならお好きにどうぞ…って感じだな」>トルリアン君
トルリアン「元々は海藻なんですよ、見えないですよね。もし良ければほかのおかずもどうですか?(重箱差し出して)じゃあハルトさん、で良いですか?僕のこともお好きに呼んでいただければ。」>ハルトくん
ハルト「そうなのか…実は海藻自体本物は見たことなくてな……。いいのか?遠慮なく食べるぞ(重箱を除きながら)構わないぞ。うーん…僕は渾名を付けるのはあまり得意じゃないから…トルリアンさんと普通に呼ばせてもらうよ」>トルリアン君
トルリアン「僕のいた国では結構食べてたんですけど、こっちだと食生活も違いますしね。!ぜひ!食べていただけるなら僕も嬉しいです。ハルトさんの方が年上ですよね?呼び捨てでも大丈夫ですので、気軽にお話ししていただけば嬉しいです。」>ハルトくん
ハルト「そうなのか…もしかして海があったりするのか?そうか…ならいただこう。しかし器用なんだな、シェフのようだ。そうなのか?呼び捨ての方がよければそうするが」>トルリアン君
トルリアン「すぐ海の近くに住んでましたよ、歩いて2,3分で海なんです。ハルトさんのところに海は?料理が趣味なのでそう言ってもらえるとすっごく嬉しいです。あ、いえ、ハルトさんの呼びやすい方で。」>ハルトくん
ハルト「羨ましいな…僕の祖国には海がなかったから……。やっぱり手作りの料理はいいな…あのジャンクフードとかいうのはいけない…!そうか、なら呼び捨てにする。あなたも嫌でなければタメ口でいい…」>トルリアン君
トルリアン「逆に僕の国は島国だったので、国境とか見てみたかったなって思います。ジャンクフードも美味しいですけどね、あれはたまに食べるものですよ…!…じゃあ遠慮なくタメ口で。どうしても敬語交じりになるけど、そこはどうかご愛敬で。」>ハルトくん
ハルト「島国か…僕には未知の世界だな…。……国境も見たことない……。そ、そうか…?僕は一口食べた時点でダメだった…。別にいい、トルリアンが話しやすいので…」>トルリアン君
トルリアン「まぁ僕も国外には出たことないんだけど。ハルトさんの国はどんな国だった?けど絶対ジャンクフード好きな人がここにはいっぱいいる気がする…僕で良ければいつでもご飯作るので、良ければまた食べてくれたら嬉しい。嫌いなものとかある?」>ハルトくん
ハルト「それなら僕と一緒だな。向日葵が沢山咲いてて暑い国だった…。そうなのか…(ゲッソリ)本当か!?僕は火が通ってる物ならだいたい食べられるぞ!」>トルリアン君
トルリアン「向日葵がいっぱい…良いな、夏はすごく綺麗な風景だろうね。うーん、この世界だと料理ができるかできないかばっちり2つに分かれる気がする…じゃあ逆に好きなものは?」>ハルトくん
ハルト「夏?向日葵なら年中咲いてる…懐かしいな。そうだな…出来るだけ人の作ってくれた物を食べるけど…ザッハトルテは美味しかった。高級ステ…いや手作りの物で火が通ってる物なら好きだ…」>トルリアン君
トルリアン「!?向日葵が1年中!?すごい…僕の国では1年の内1か月くらいしか咲いてないよ。ザッハトルテなら僕も作れるかな。ステーキは…肉が調達できるかな…(うーんと悩みながら)」>ハルトくん
ハルト「でも向日葵以外の花が凄く貴重だしこの桜というのもなかった…。そうなのか?でも強いて言うならケーキはレアチーズケーキが好きだったり。ステーキは気にしなくていい…」>トルリアン君
トルリアン「そっか、じゃあ花見も初めてなんだね。他の国の人から見たら不思議な光景に見えたりする?レアチーズケーキね、覚えておく。ぜひ今度はどこかでティータイムでもしよう、お菓子いろいろ作ってくるね。そういえば、ハルトさんは料理は?」>ハルトくん
ハルト「そうだな、ウチの国はこの時期はイースター祭だったし不思議というか…面白いと思う。ん、ティータイムか…楽しみにしてる。僕は…料理は仲間で作ってくれる人いるからしないな…」>トルリアン君
トルリアン「イースター祭…逆にそれを見てみたいな。卵を探したりするんだっけ?料理もやってみると面白いから一回挑戦してみるのも良いかもね。ほら、そしたら自分の好きなものばかり食べれるし。」>ハルトくん
ハルト「ああそれだ、卵を探す奴…。料理か……いつもつい、料理するなら趣味や体を鍛えるのに時間を使いたいと思ってしまうんだが…作れる方がいいのだろうか…」>トルリアン君
トルリアン「色とりどりの卵なんだよね。本で読んだ知識しかないから、ちょっと気になる。うーーん……趣味とかも大事だから、困ってなきゃ良いと思う…かな?今ちゃんと栄養を取れてるなら無理してやらなくても…!」>ハルトくん
ハルト「自分で好きな模様と描ける…幼なじみの奴は無駄にいい卵を作ってた。そういう物なのか?まあ好きな人が出来た時に料理出来ないのは格好つかないかもな…」>トルリアン君
トルリアン「へー、すごく面白そう…絵力ない人でもできる??(不安そうに)逆に僕は戦闘とかはてんでだめだから、できるのは尊敬する。…確かに、好きな人にこうやってお弁当とかあげたら好感度上がりそうだね?(自分が作った重箱を持ちつつ)」>ハルトくん
ハルト「出来るぞ。僕も絵は下手だけど毎年卵に絵を描いてた。僕も戦闘は得意じゃないな…だからこそ努力してるし出来る人を尊敬してる。まあ相手が好いてくれてなければいい迷惑だろうけど…望まれるのなら作ってあげたい…」>トルリアン君


[*prev] [next#]




「#オリジナル」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -