@ウィリアムくんと☆さん

++++++

ウ「あー……もうここの皆ともお別れかぁ。ちょっと寂しいかなぁ…なんてね。な、泣いてないからね!(一人で言い訳しながら)」

☆「(遠目にウィリアムさんを見付けて近付き)ようウィル――――――…あン?何泣いてンだ(不思議な生き物を見るような目に)」>ウィリアムさん(わーい!宜しくお願いします!!(*´∀`))

ウ「んあぁぁぁ!!?す、スー様!!??(まさか会うとは思ってなくて奇声をあげる)な、泣いてないし!ちょっと寂しいなって思ってただけだし!!」多分最後ですがこちらこそよろしくお願いしますー!>☆さん

☆「寂しい?(首傾げ)…あァ、もしかして惚れたヤツでも居たのか(にんまり、と口角を上げて露骨に悪い顔をしてみせて)」>ウィリアムさん

ウ「ハァ…そうだったらよかったんだけどね…結局いい女の子との出会いはなかったよ……ってそうじゃなくてさ…スー様とか他にも仲良くしてくれた子いるからいざお別れと思うと寂しいなって……」>☆さん

☆「ハ、運がありゃあまた会えるだろうさ。…と言うか泣くほど未練なら、残るなりまた来るなりどっか着いてくなりすりゃあ良い。アンタ、自分の所へ帰ってコッチには戻らないのかウィリアム?」>ウィリアムさん

ウ「そうだけどもさ…未練はあるけど俺は俺なりにやりたい事しに帰るつもりだし…ここにも戻って来るつもりもないよ。だからちゃんとお別れしときたかったんだけど…難しいもんだね…」>☆さん

☆「そうかい(くつ、と喉を鳴らして小さく笑い、わしゃわしゃと相手の髪を掻き混ぜて)…で、ウィル?このオレに別れの挨拶は?(意地悪くちょっと首を傾げ)」>ウィリアムさん

ウ「もう…相変わらずスー様ったら荒いんだから!(文句を言いつつも大人しくされるがままで)えーと…明日言おうと思ってたんだけど…今言っとく?」>☆さん

☆「堅苦しいのは御免だ。今言え今(手を離しケラケラと笑って)…オレも寂しくなる(ちょっと苦笑じみて)」>ウィリアムさん

ウ「うん、じゃあ……ここを出たらもう会わないだろうから……バイバイ。君のおかげでここでの暮らしは中々に楽しめたよ…(表情を隠すように俯いて)」>☆さん

☆「馬ァ鹿、オレの目も見ないで終わらせる気か?(分かった上の戯言。ひょい、と手を伸ばし、顎先を捉えればそのまま自分へ顔を向けさせようと)ホラ、もう一回。…ウィル、アンタ貧弱なんだから、上手くやって長生きしろよ(ニ、と笑って)」>ウィリアムさん

ウ「う……やっぱりダメ…?もう会うことないだろうから…さ…あんまり未練残るような事させないでよ…上手にお別れ出来なく…なるじゃん(ぼろぼろと泣きながらもちゃんと目は合わせ)あと俺、長生きなんてしたくないよ……」>☆さん

☆「端からそんな事期待してない。よーしよし、上出来だ。情けない顔(くつ、と喉を鳴らす。目を合わせて満足そうに、泣き顔を眺める表情も声も存外柔らかいもので)…あン?オレ様に口答えするのはこの口か???(掴んだ指先でむにむに頬を挟み)」>ウィリアムさん

ウ「うう…期待されてないとか…格好良くお別れしたかったのに…。うーん、こればっかりは俺も譲れないかな。老いて死ぬなんて勘弁だからね…綺麗なまま死にたいもん」>☆さん

☆「一応綺麗だとは思ってるから安心しろ。涙で情けない有様だがな(笑いながら、一度だけ涙を拭い手を離して)チッ…ま、オレも他人に言えた義理じゃねえ。ならぎりぎり綺麗な辺りで、じゃあ死ぬわって挨拶に来い(しれっとした顔で横暴を)」>ウィリアムさん

ウ「え、本当!?一言余計だけど!!でも綺麗とかそういうのは好きな女の子に言ってやりなよ…!超横暴なんですけど!?そもそも俺スー様の地元なんて知らねーし!!」>☆さん

☆「ハ、ソコか?あー…何だ、オレとお前の友情パワーで何とかしろ何とか。または一回うち来て遊んで帰れ。何か想像すれば他所にも行けるみたいなこと言ってたろ多分。あァ但し身の安全は自分で守ってくれ(けろっとした顔で無茶を宣って)」>ウィリアムさん

ウ「大事だよ、凄く大事だよ!!本当に無茶ぶりするなぁ…。じゃあ別に死に急ぐ事もないしとりあえずスー様について行こうかな…妹が心配だけど。て、どんだけ君のいた世界物騒なんだよ!!」>☆さん

☆「はっは!安心しろ、基本的には平和なトコさ。オレの周りが特別物騒なだけでね。適当に遊んで帰りゃあ良い…と、良し泣き止んだな(にんまり)どうするんだウィル?これから他にも挨拶か?」>ウィリアムさん

ウ「そっかぁ…よかった!スー様の地元でうっかり惨めに死んだら洒落になんないからね!とりあえず遊んで帰る!だ、だいぶ前から泣き止んでたから!!うん、そのつもり。会える子は皆挨拶しときたいからね」>☆さん

☆「よーしよし、オレの地元はどんなイメージになってたんだ?オーケイ、次は帰る時か。取り敢えずカジノには連れて行ってやるから遊ぼうぜ。じゃあなウィリアム(一笑、手を挙げればそのまま背を向けて立ち去り)」>ウィリアムさん

ウ「あんまり外出た事ないから正直想像はつかないかな。カジノ?よく分からないけどすが案内してくれるなら行くよ。じゃあまたね、スー様!」>☆さん

[*prev] [next#]




「#オリジナル」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -