@フィリアさんとハニーちゃん

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フィリア「...こうして、終わりを実感すると、なんだか寂しいわね...。」

蜜「ハイ、オフィーリア。センチメンタル?(お菓子の載ったプレートを片手に後ろから声を掛け)」>フィリアさん(今晩は!遊びましょうー!(*´∀`))

フィリア「あら、ハニーじゃない。センチメンタル、確かにそうかもしれないわね?...ところで、それは、お菓子かしら?(プレートに目をやり)」>ハニーちゃん(わぁい遊ぼ遊ぼ!)

蜜「アッチの青いレディがくれた(と、言いつつアレコレ菓子の載ったプレートを差し出し)アンタはどうすンの、この後(クッキーを手に取り、邪魔なマスクを外しつつ)」>フィリアさん(わーい!宜しくですー!)

フィリア「青いレディ?(差し出されたプレートからお菓子を取りながら)私は、帰るわ。たまにはこちらにも顔を出すけれど...。あなたは?」>ハニーちゃん(こちらこそ宜しくー!)

蜜「ココの住人?美味そうだ、ってッたら山程押し付けられちまった(と、言いつつクッキーは美味しいのか気色は穏やか)ま、多分大体一緒さね。アタシは元々居たくて居たワケじゃないケド、アンタも戻るンだ(ちら、と目を向け)」>フィリアさん

フィリア「あぁ、現地の人ね?確かにおいしそうだけれど。(1口かじり美味しい、と呟いて) そう、ハニーも帰るのね?私は、ケジメをつけに帰るわ。いつまでも目を逸らしてる訳にはいかないもの。(こく、と頷き)」>ハニーちゃん

蜜「ふーん…(もくもくと噛んでいたクッキーを呑み込み)アタシの手伝いは要る?(明日の天気でも話す自然さで、あんまり出来るコトないけど、と魔法のように手元に投げナイフを取り出して)」>フィリアさん

フィリア「え?(思わずクッキーを取りこぼし)ご、ごめんなさい。まさかそんな事を言ってくれると思わなかったから...!!(あわあわ)」>ハニーちゃん

蜜「……………(じと、とした目でフィリアさんへ顔を向け)そーゆーセリフは、もっと気楽な顔出来るようになってから言って貰いたいモンだ(びし、と指先でフィリアさんの額をつつき)」>フィリアさん

フィリア「ハニー?怒った、わよね?(いたたまれなくなって目をそらし)...いた、いわ...。だ、って本当に驚いたんだもの(額抑えながら)」>ハニーちゃん

蜜「(ふん、と小さく鼻を鳴らし)ハ、別に?イイ加減アンタの性格にも慣れちまった。で、要る?要らない?(ちょっぴり不貞腐れて唇を尖らせつつ。マスクを外してしまっているので隠すものがない)」>フィリアさん

フィリア「...そう。(ホッとして笑いながら)...要る、と答えたら、貴方はどうするの?(じーっと見つめながら)」>ハニーちゃん

蜜「A-ha。…ちょっとだけ、このハニーちゃんを貸したげる。甘いアンタに覚悟があるなら、決めたンなら、戦うのなら。出来るコトしか出来ないケド(相手の目を覗き込み)」>フィリアさん

フィリア「それは、どういう意味かしら?ついて来てくれるってこと、なの? ...いつまでも逃げてるだけでは、駄目なのよね。結局何も変わらないもの。...覚悟は、出来てるわ。(にこっと笑い)」>ハニーちゃん

蜜「オフィーリア、アタシはオトモダチでついて行って居てやるンじゃない。ずっと居てやるンじゃないさね。アンタのケジメを着けるのに、アンタ一人の手では足りないと言うのなら。アタシを“使う”ってそーゆーコト。ソレは、必要?」>フィリアさん

フィリア「えぇ、分かっているわ。私に貴方を拘束するつもりは無いもの。...そうね、それはつまり実力行使、と言ったところかしら?」>ハニーちゃん

蜜「アタシ、結局アンタがナニしに行くのか知らないからサ。言わないなら聞かない。から、必要かどうかも、役に立つかも、アンタが決めて頂戴(じ、と無表情のまま肩を竦めて)」>フィリアさん

フィリア「両親に、別れを告げるだけよ?そうね、独り立ち、と言った方が良いかしら? じゃあ、もし、もしも...私の覚悟が揺らいだら、叱ってくれるかしら?貴方にしか、頼めないもの。(穏やかに笑いながら)」>ハニーちゃん

蜜「(嘆息)…アンタ、アタシの気の短いのを分かってソレ言うンだから十分イイ度胸さね?覚悟があると言ったの、アタシを落胆させたら承知しないから。…上手く行ったら、まあ、その時は抱き締めてあげる(ちょっぴり口角を上げて微笑み)」>フィリアさん

フィリア「あら、褒めてくれたのかしら? 落胆はさせないわ、...大丈夫よ、決めたもの。 ふふ、ありがとう。喜んで抱き締めてもらうわ。(くすくす)」>ハニーちゃん

蜜「ン、それで良い。あとはまァ…アンタが戻って来て会えたらでいーや。(ふと目を逸らせばまたひとつクッキーを摘み)アンタの大事なヤツとどーなったか、とかもネ(クッキーに目を向けたままぼそっとイタズラっぽく)」>フィリアさん

フィリア「ちょくちょく顔は出すわ。...だって楽しかったんだもの。 ふふ、...そうね、ハニーにはその報告も、しなくちゃいけないわね?(つられてクッキーつまみながら)」>ハニーちゃん

蜜「ま、アタシは別に新しい恋の報告でも良いケドさ(憎まれ口を叩きつつふと、目を向けて)あァ、そうだ。オフィーリア、ハニーちゃん前報酬をおくれでない?」>フィリアさん

フィリア「そういう貴方はどうなの? 私貴方からその手の話聞いたことないわ? 前報酬?構わないけれど...。(首を傾げ不思議そうに)」>ハニーちゃん

蜜「そりゃあ聞かれなかったし、アンタみたいに恋患ってるようにも見えなかったろ?(ちょっと意地悪く目を細め)そう。じゃあ城に帰ったら一曲歌って。…ピアノはアタシが弾いてもいい?」>フィリアさん

蜜「(照れ隠しにふい、と顔を逸してしまい)…じゃあ、この前アンタが歌ってたヤツ。アタシは先に戻ってるから(大分中身の減ったプレートを一瞥、立ち上がろうと)」>フィリアさん(そろそろキリも良いので、締めさせて頂きますね…!)

フィリア「...分かったわ。え?どうして?戻る所は一緒なんだから一緒に帰りましょ?(くい、と服の袖を引っ張り)」>ハニーちゃん(了解です!)

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