@終日ちゃんとシン君

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終日「う…べ、別に出会いを求めてる訳でもモテない訳でもない…はずなんだけど…つい気になって来ちゃったよ…」

シンハエピス「(見知った姿を見かけて近づいていき)終日…久しぶりだな(すとん、と隣に腰を下ろして)」>ひねちゃん わーい久しぶりにお願いしますー!!

終日「シンハ!本当に久しぶりじゃないかい。帰る前に会えて嬉しいよ!あ、お茶でも飲むかい?」わーい!久しぶりにシンくんだ!こちらこそよろしくお願いしますー>シンくん

シンハエピス「ほんとにな、まあ俺も城に籠りっきりだったっていうのもあるが…元気そうで良かった。悪いな、貰えるか。…こうやって話すのも最後かもしれんな」>ひねちゃん

終日「うちもだよ。中々催しものには馴染めなくてねぇ…あんたも元気そうでよかったよ。いいよ、はい(コップに注いだお茶を手渡し)そうだね…うちもあんたも帰るもんね…寂しくなるねぇ……」>シンくん

シンハエピス「まあ俺もお前もインドア派だからな(ふ、と軽く笑って)ん、悪いな。お前にはいつも助けられてたな。……もう帰ってこないのか?」>ひねちゃん

終日「全く本当に…結局ここでも引き籠もってばかりだったよ。そうかい?うちはてっきり余計なお節介かと思いつつ気になってついついやってたけど…それならよかったよ。うん、ここに大切な人でも作らない限りは多分ここには帰って来ないと思うよ。だから仲良くしてくれた子にはお別れ言っておきたかったんだ…シンハはどうなんだい?」>シンくん

シンハエピス「…俺は要らんと思ったら断る。必要だったから頼ってたんだ。(フン、と少しそっぽを向きながら)そうか…愚問だったな、俺もお前も白だしな。まあ……寂しくなる。」>ひねちゃん

終日「それもそうだね。ククッ、頼ってくれてたなら嬉しいよ。(そっぽ向くシンくんを微笑ましそうに見て)本当にね…あんたの世話を焼けなくなるのは寂しいよ…(俯いて泣きそうなのを堪えて)」>シンくん

シンハエピス「俺がここに来て一番最初に話したのはお前だったからな。その……助かってた。(むーーっとした顔をしながら)――それでも帰りたいんだろ。俺もお前も。だけど、俺はお前を忘れん。お前も忘れないだろ?」>ひねちゃん

終日「そういえばそんな感じだったねぇ、懐かしい…!それならよかった…うちがここに来た甲斐があったよ。うん、そうだけども…。本当かい!うちもシンハの事忘れない…から…これ……(終日の家の場所の書いてある紙を渡して)」>シンハくん

シンハエピス「白だってすぐに言うな、って教えてくれたのもお前だったしな。…!ハ、見つけて会いに来いってか(ぶはっと吹き出して、その後くつくつと笑いながら)…分かった。受け取る。」>ひねちゃん

終日「そう言えばそうだったねぇ…あの時はまだ殺伐としてたから…。う…だってうちはシンハの家知らないし…仕方ないじゃないか!それにうちが家の場所教えるなんて滅多にないんだからね…(噴き出されてむくれつつ)ありがとう…シンハが会いに来てくれると思ったら元の世界でも頑張れる…」>シンくん

シンハエピス「俺の住所…なあ…(さらさらと手元にあった紙に筆記体で文字を書いて)お前も来れるなら来い。いるかは保証しないけどな(ふ、と笑って)まあ、俺はこっちの世界にも顔を出す気ではいるがな」>ひねちゃん

終日「ありがとう(受け取った後に読めない…という顔をして)…行く前にまず文字の勉強をするよ……いなかったら待っとくよ…!うちは…気が向いたら行くかも…こっちにも残るだろう友達いるし……」>シンくん

シンハエピス「だろうな…俺もそう思った(くつくつと笑いながら)読めたら来い。俺も勉強しないとな(ひらひらと貰ったメモを振って)なんだかんだここで会うのが一番楽だろうしな。まあ、日程が被るかは運だけどな。」>ひねちゃん

終日「うん、頑張って勉強して早く行けるようにしないとね!て、あんたも読めないのかい…まあそりゃそうか(一人で勝手に納得しながら)日程被るもんなのかねぇ…どっちかが長居すれば会えるのかも知れないけど」>シンくん

シンハエピス「そりゃ、別の国の言語だからな。習得してやるさ、終日の頼みだしな。まあ、未来は神のみぞ知る、ってやつだな。…ここに残る奴らもいるだろうし、手紙もあるだろ。会うぞ、また。」>ひねちゃん

終日「そうだね、シンハ以外で話したアリスが同じような言語の人だったから迂闊だったよ。ああ!そうだね、ここに手紙だけでも置いておけば会えなくてもお互い近況がわかるね!うん、絶対会おうね!!」>シンくん

シンハエピス「まあ、俺も同じ言語あんま見ないからな。――もう会えないかと思ったが、違うなら良かった。せっかくできた友達だし、な、(照れたようにそっぽを向いて)…ほら、そろそろ帰るぞ。」>ひねちゃん(ちょうどキリ良いのでここらで締めます!ね!!)

終日「じゃあ、うちは運よかったのかもね。会えないなんて寂しいから…うちも数少ない友達だしね(精一杯の笑顔で)そうだね、帰ろうか。じゃあ、またね」>シンくん(今日はお付き合いありがとうございましたー!)


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