@ハルト君とエルさん

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ハルト「今日の僕はモップさんがいるからカップル席……え?モップさんは人じゃないから合コン席に行けって?そんな馬鹿な…!!」モテないモップ芸人に突っ込み入れてくれる人募集

エル『……ハルト君(そっと肩に手をおいて)それは人じゃなくてモップよ…うん、モップなの』>ハルトさん突撃よろしいでしょうか?|д゚)チラッ

ハルト「エ、エルフリーデさん!?そ、そうデスネモップデスネー……お見苦しいところを見せてしまったけど…よければお茶でもいかが……?(モップを横によけながら)」わー!ぜひとも!!お初の絡みなので楽しみですー!よろしくお願いします>エルフリーデさん

エル『いえ、私もいきなり声をかけてごめんなさいね?ふふ、是非ハルト君とお茶をしたいわ』そうですね!エルははじめてでしたね!よろしくお願いします!>ハルトさん

ハルト「いやいや!キミのような美しい女性とならいつでも喜んでお話させて頂くよ。(心の中でガッツポーズしながらエルフリーデさんにお茶を差し出して)じゃあ、お口に合うかわからないけどどうぞ」>エルフリーデさん

エル『あら、褒めても何も出ないわよ?(クスっと笑いながら)ありがとう、いただくわ。(受け取ったお茶をひと口飲んで)美味しいわ、とても好きな味よ』>ハルトさん

ハルト「何か出したくて言ってるんじゃないさ、本音だ(ほんのり微笑んで)本当…?実は僕が友人と飲むのにブレンドしたフレーバーなんだ。だから褒めてもらえると嬉しい」>エルフリーデさん

エル『(少し驚いた顔をしてすぐ笑顔に戻り)ありがとう、とてもうれしいわ。まあ、ハルト君がブレンドしたの?凄いわ、とても心がこもった味ね(目を細めて)』>ハルト君

ハルト「喜んで貰えて嬉しい。女性の笑顔を見られるのはやっぱりいいね。ああ、もう随分長い事会えてないんだけど大切な友人の為に作った物だから…(照れくさそうに笑い)」>エルフリーデさん

エル『そうなの(微笑んで)……きっと優しい味なのはハルト君の気持ちなのね。……羨ましいわ。ふふ、私じゃ作れない味ね』>ハルトさん

ハルト「優しい…のかな?自分ではあまりよくわからないけど……キミがそう言うならそうなのかも知れないな。キミにも大切な人が出来れば作れるんじゃないか……エルフリーデさんは誰か気になる人とかいないのか?」>エルフリーデさん

エル『ふふ、そう貴方は優しい人よハルト君。大切な人…………確かに変わるかもしれないわね。(目を細めて)皆仲間でお友だちもいるけど……気になる人っていうのは考えたことないかもしれないわ(笑って)』>ハルトさん

ハルト「そうでもないさ…我ながら結構酷い男だと思ってるし。うん、キミならすぐに素敵な人を見つけられるさ。ふふ、僕と同じだな。もうすぐ帰るかも知れないって言うのに気になる子もいない」>エルフリーデさん

エル『人は誰でも色々あるもの。そしてそれは見方が変わることもあるわ。貴方にもきっと素敵な人が見つかるわ。……あらハルト君は戻ることを選んだの?』>ハルトさん

ハルト「それもそうだな…特にここに来た皆は色々背負ってる。見つかればいいな…(出来ればモップ以外でとこっそり付け足しながら)ああ、戻るというか国から出て旅をしようと思ってるんだ」>エルフリーデさん

エル『そうね、皆色々考えて次に進むのね。見つかるわよ(モップ以外でねと微笑んで)旅……きっと色んなものに出会えるわね』>ハルトさん

ハルト「そうだろうな…僕も上手く次に進めればいいんだが…。本当にモップ以外の出会いを…!ああ、ここに来て色々な事をもっと知りたいと思えるようになったから色々知れたらいいなと思う」>エルフリーデさん

エル『……(そっと頭を撫でて)きっと貴方なら大丈夫よ。自信を持って?ふふ、世界はとっても広いわよきっと。自分が思ってるよりもたぶんもっと』>ハルトさん

ハルト「…!?(撫でられた事に驚き固まって)ありがとう…出来るだけ努力するよ。そうだな…僕の知ってた世界はとても小さかったから…ここでも十分に広すぎるくらいだし…。そういえばエルフリーデさんはここに残るのか?」>エルフリーデさん

エル『ふふ、頑張って?確かにここは自由で広いわね……。ええ、私は当分はここに残るつもり。(帰ったら…きっとそこで終わりだからと呟いて)やりたいことはやっておかないとね?』>ハルトさん


ハルト「うん、頑張るよ。頑張らないと面倒見てくれたヴァレリーさん達に申し訳ないし。そうか、じゃあこうやって話すのは最初で最後かもしれないな…(終わり?何故なんだ?と首を傾げ)そうだな、僕もここでもやりたい事はやっておかないとな」>エルフリーデさん

エル『そうね……これで最後になるかもしれないわね。そう考えると寂しいわ。(寂しそうに微笑んで)出来ることは後悔のないようにした方がいいかもしれないわね』>ハルトさん

ハルト「そうだな、キミとせっかく出会えたのにこの一回しかお喋りできないのは勿体ないし寂しいな。あまりあせらずここでやることやってから帰るのもいいかもな…なんて」>エルフリーデさん

エル『………いつか話せるかもしれないわよ?自分のペースでいいのよ。私は貴方が帰ったら貴方の旅を応援してるわ。きっと夢は叶うから』>ハルトさん

ハルト「元の世界で?そうなればいいんだけど。自分のペースか…そうする。応援してくれるなんて頼もしいな」>エルフリーデさん

エル『……そうね……夢の中でとか?……ふふ冗談よ。でもこれで最後は確かに寂しいわね。また帰るまでに話せたら良かったけど……ええ、応援してるわ(笑って)』>ハルトさん

ハルト「夢の中…か、ロマンチックでいいと思ったんだが…。そうだな、帰るまでにまた話せる機会があればいいんだけどな、キミと話してると気分が落ち着くし(少し微笑んで)うん、期待に応えられるように頑張るよ」>エルフリーデさん

エル『確かにロマンチックね。でもそういうのは大切な人のためにとっておいてね?ふふ、少しでもお役にたてたなら嬉しいわ。無理しない程度にね?さてそろそろ行かないとね……お茶美味しかったわありがとうハルト君。またお城でね?』>きりがいいので

ハルト「そうだな…そう思える程素敵な人に会えるといいんだけど、お互いに。わかった、無理しない。こちらこそ今日は楽しい時間をありがとうエルフリーデさん。また城で会える日まで」ここまでお付き合いありがとうございました!楽しかったです!>エルフリーデさん


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