@フィリアさんとルドさん

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(昨日の続き)
ルド「馬鹿げていると自分でも思っているさ。だが、アイツらを『 あのまま』にしておく訳にはいかない。それに、もしここの出来事を含めて君の事を引きずってる死ぬ事は何よりも残酷な事と思っている。」(昨日の続きでフィリアさんー!!!!!!!!!!!!)

フィリア「私が引き止めないと思っているの? ・・・好きな人が死にに戻るのを止めない女が何処にいるのかしら? 私の事を引きずるのが残酷というのなら、それをそのままお返しするわ。私は、貴方を忘れたりはしないわ。それも残酷と言うのかしら?」>ルドさん

ルド「......驚いたよ。まさかとは思ったがやはり。.....これから死にに行くような男の為に君の人生を振り回したくない....。聞かなかったことにする、その感情は今日限りで忘れなさい、フィリア。君の事が何よりも大事だ。」>フィリアすん

フィリア「・・・ふふ、既に振り回されているわよ? 一人の男性にこんなに一喜一憂するなんて、昔の私だったら有り得なかったわ。 聞かなかったことにする?・・・私が聞きたいのはそんな言葉じゃないわ。大事だというのに忘れろ?嫌よ、忘れないわ。」>ルドさん

ルド「君にしては強情だな。俺を兄または師として慕ってくれるのは嬉しかった。だが君に...そんな感情を抱かせてしまった自分が憎い、情けない。それは穢れだ。俺は....(顔を覆う)」フィリアさ

フィリア「強情にもなるわ、私は意外と諦めが悪いのよ。 ・・・私はそんな事が聞きたいんじゃないわ。情けないと言わせてしまうほど私からの好意は重荷だったのかしら? 」>ルドさん

ルド「まさか、君からの好意は嬉しいよ。それも死ぬ程な....。だが、その感情に対して俺はいまここで無責任な言葉を放ちたくない....。少し時間をくれ。その日が来るまで必ず答えてみせる。」フィリアさん

フィリア「それは、プラスにとって良いのかしら? ・・・気休めでなくて? 貴方には言ってなかったわ。私も帰るの。せめて希望はあるのかだけ教えて頂戴。望みのない恋は虚しいだけだわ。」>ルドさん

ルド「希望はない、そう答えても君は諦めないだろう?....1つ言えることは、もし....もし生きながらえたら...君に会いに行く。必ずだ。そこで君に伝えるよ。......どうだ?少しは希望持てたかい?(いたずらっぽく笑う)」フィリアさん

フィリア「えぇ諦めないわ。もし、なんて確証のない言葉は嫌いだわ、必ず生きて帰ると言って。死んだら私、許さないんだから(涙堪えてる)」>ルドさん

ルド「.......そうだな。必ず君に会いに行こう。そんな姿になろうとも、君の元に現れて.....そして...そして君にまた自慢の料理を振舞ってあげようか(優しく微笑みフィリアさんの涙をハンカチで拭う)それまで、待ってくれるかい?」フィリアさん

フィリア「…貴方に見つけられるかしら?私、本名も名乗っていないのに(くす) そうね、私もルドルフリートにお返ししなければならないもの。…ずるいわ、そんな顔で言われたら待つと言うしかないじゃない…(泣き笑いしつつ)」>ルドさん

ルド「いい子だ.....なぁに心配無用。どこに居たって見つけてみせるさ。.....その為には、そうだな、フィリア。君の真名をこの際だ、教えてはくれないか?」

フィリア「そうね、私も貴方がどこに居ても見つけ出せる自信はあるもの。 …マリア、よ。もう二度と名乗ることは無いと思っていたのに。(くす)」>ルドさん

ルド「マリア.....マリアか、いい名だ。だいぶ待たせてしまうことにはなるが必ず会いに行こう。そして...(肩を抱き寄せて額に軽くキスをする)この夢の続きをしよう。それまではお預けだ、マリア。(ニンマリと満足げに笑う)」フィリアさん

フィリア「…私はあまり気は長くないわよ?...なんて。貴方を困らせることはしないわ。(くすくす)ーっ!!(真っ赤で固まる)そういう所がずるいって言ってるのよ...。何度私を振り回せば気が済むのかしら?!」>ルドさん

ルド「おや、額のキスくらいでこの慌てぶりとは、(はにかむ)唇にはまだまだ早いかな?...まぁ、冗談はさておき、まだおやつは残っている。食べるといい。」フィリアさん

フィリア「…不意打ちされたら誰だって驚くものじゃないかしら?こんな風に。(仕返しに頬にキス)…お返しよ、私だって、やる時はやるわ。(してやったりと言った表情)ふふ、そうね、せっかくだもの、頂くわ。」>ルドさん

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