@モックさんとダム

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モック「さてさて、誰かいるかな」(篭を手に辺りを見渡し)

ダム「……」(ホワイトデーだから、声をかけたらせがんでるように見えるかしら。いや、でも見かけたら話しかけたいし、挨拶の一つくらいしないとおかしいし…と自問自答するダム)迷いに迷って突撃!宜しくお願いします!!<モックさん

モック「ん、あれは……おーい、ダム!ダマリス、丁度良かった」(相手の姿を見かけると名前を呼びつつ駆け寄り) ダムちゃん!!お返し!お返しあげなきゃとおもっていたよ!>>ダムちゃん

ダム(ビクッと跳ねて)「ご、御機嫌よう!その…元気かしら」(まさか見つかると思ってなかったのでしどろもどろ)あー!!!律儀なモックさんときいちゃん!!ありがとう!!!(;ω;)<モックさん

モック「ああ、ごきげんよう。俺はいつも通り元気だぜ、嬢ちゃんはどうだ?」(ニッと笑いかけ)お返しは大切だよ!>>ダムちゃん

ダム「元気なら良かったわ。ええ、私もこの通り元気よ!天気もいいし、平和だし」(クスッと笑い返し)大切だけれども!なんていうか覚えてくれてるのが嬉しい!!!<モックさん

モック「そうか、なら良かった。確かに、平和で良い日だな。ところでダムの嬢ちゃんは、果物は食べられるか?」個人的にはお返し考えよって覚えてたね(笑)<ダムちゃん

ダム「果物…?、えっと、ドリアン以外の果物なら食べれるわ」(きょとんとして)何がお返しなのか、とてもソワソワ(笑)<モックさん

モック「そうか、はは、流石にドリアンは用意が無いが。なら、これを受け取ってくれ。今日はお礼をする日、なんだろう?」(篭の中から一つフルーツに飴がコーティングされたフルーツ飴をとりだし)<ダムちゃん

ダム「まぁ!キラキラしてて綺麗!!こんな素敵なものがあるのね。食べるのがもったいないわ」(そっと受け取り、珍しそうに観察)<モックさん

モック「俺も知らなかったんだ。けど、ほら食料品のエリアに行けるようになっただろう?こう言うものは、好きかと思ってな。色々あるんだ、どれでも持っていってくれ」(ほっとしたように息をつき、イチゴやブドウ、バナナなどを取りだし)<ダムちゃん

ダム「そうね、きっと女の子はこういう可愛いものは好きかも。…他にも渡す人がいるんでしょう?気持ちは嬉しいけれど、私がたくさん貰ってしまうのはよくないわ!」(あわあわとしながら)<モックさん

モック「ああ、良かった。悩んだ甲斐があったな、ん?いや、これはダムの嬢ちゃんの分だから、大丈夫だぞ?王様とかには別のをやったしな(だから好きなのをどうぞ?と笑って)」<ダムちゃん

ダム「…わ、私の為に選んでくれたの?それはその……嬉しいのだわ。ありがとう。うう、どうしましょう」(まさか自分の為にいろいろ用意してくれてるとは思わなくて、嬉しすぎて頭が働かないダムであった)<モックさん


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