@ナハトさんとルシオルさん

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ナハト「急に冷えてきたっすね……そろそろお腹冷えて痛くなってきそうなんすけど……(お腹をさすりながらガタガタ震えてる)」

ルシ『ん?(キセルを吸っていた)久しいなナハト……?震えてどうかしたか?』>お久しぶりに突撃失礼します!>ナハトさん

ナハト「あぁー…ルシオルくんお久しぶりっす……(震えながらも少し嬉しそうに)いやぁ……今日寒くないっす?オレ寒すぎてお腹痛くなりそうなんすけど……」わー!突撃ありがとうございます、ルシオルさんとまたお話できてうれしいですー!!>ルシオルさん

ルシ『確かに少し冷えたか……大丈夫か?かなり寒そうだな(少し考えて)ああ、寒さが和らぐかはわからんが俺のコートを使うといい(ナハトさんに脱いだコートをかけて)』>わー!ありがとうございます!よろしくお願いします!ナハトさん

ナハト「ちょっと大丈夫じゃないっすね……(コートをかけて貰って)ちょ、イケメン……!?あ、ありがとうございます……しかしこういうのは女の子の方が喜んでくれると思うっすよ…!(そう言いながらも大人しく借りる)」>ルシオルさん

ルシ『ん?……困っていたら助けるものだろ?(首をかしげながら)どうだ、少しだけ楽になったか?』>ナハトさん

ナハト「まさかそういうつもりはないと……?まあ困ってる人を助けようという心掛けは素晴らしいっすけど。あー、だいぶ楽になりましたよ。助かったっす……」>ルシオルさん

ルシ『(少し考えて)女性と話すことがあまりなかったからな。それにナハトが辛そうなのを放っては置けなかったからな。それはよかった。あまり無理はするなよ……といっても私が今できるのはこのくらいしかないのだが(キセルを吸って煙をはく)』>ナハトさん

ナハト「そうなんすか?ルシオルくんモテそうなのに意外っすね……。カァー!!オレが夢見がちな少女だったらうっかり惚れるところだったっすよ!!「これくらい」でオレはだいぶ助かってるっすよ?(懐から煙草を取り出しながら)」>ルシオルさん

ルシ『いや、まったくだったな。女性も生徒とか深く話すことはなかったからな。ならよかった。クク、そんなことを言われたのは初めてだな。だが思いを向けてもらえるような人間じゃないぞ俺は』>ナハトさん

ナハト「まあ生徒はアカンすよね。よし!じゃあオレが一番乗りっすね!そうっすかね?それ言うとオレだって思いを向けて貰えるような人間じゃないっすよ……」>ルシオルさん

ルシ『そうだな。生徒に手を出すのは御法度だったからな。(ふっと笑って)そうだなお前が最初になるな。そうか?俺はナハトは優しい良い人だと思うのだが…』>ナハトさん

ナハト「ですよねー、オレの知り合いにも生徒に手をだして抹し……いやなんでもないっす。ははっ……優しいっすかね、オレって?そもそもルシオルくんだって優しいじゃないっすか」>ルシオルさん

ルシ『深くは聞かないでおこう。ああ、こんな俺とも話してくれるからな。俺が?怖いや厳しそうならよく言われたがそう言われたことはないな』>ナハトさん

ナハト「ええ、そうして下さい……消えた人の為にも……。こんななんて言わないで欲しいっすよ。オレは結構アンタと話してて楽しいんすから…!怖いっすかね?厳しそうはちょっとわかるけど…」>ルシオルさん

ルシ『そう、か?楽しい……か(少しだけ目を細めて)俺もお前と話すのが楽しいよ。どうも普段から笑うのが苦手でな笑わないのが怖いらしい。教師としては厳しくしなければならんときもあるからな』>ナハトさん

ナハト「そうっす、つまらなかったらとっとと話切り上げて帰るような男っすよ、オレは。それならよかったっす。あーわかるっす、オレも笑うの苦手っすし。でも教え子を思ってでしょ?」>ルシオルさん

ルシ『そうなのか……ではこれからも俺と話してくれると言うことかな?努力はしてるんだがなこう、笑うと言うのは苦手だな。ナハトもか?そのつもりなんだかな……言葉が足りないのか(はあ、と煙を吐き出して)』>ナハトさん

ナハト「当然っすよ、正直ここでの友達少ないっすしアンタと話せるのは嬉しい。(ぎこちなく笑って)オレはもう諦めてるから…偉いっすねぇ!そうかもしれないっすねぇ…まあルシオルくんの良さがわかる生徒もいるでしょ…!」>ルシオルさん

ルシ『……ありがとうナハト。(少し微笑んで)そうなのか…だが俺はその素直な笑顔は好きだかな…偉いというか気持ちをできるだけ自分の伝えたくてな。だといいがな、だがそいつが立派になってくれるならこのままでもいいかもしれんがな』>ナハトさん

ナハト「いえいえ、こちらこそっす。そうっすか……そう言われるのは地味に初めてっすよ…(照れくさそうに)それはいい心掛けっすね、オレもちょっと頑張ろうかねぇ…。へぇ、優しいっすねぇ…」>ルシオルさん

ルシ『お互い慣れてない同士だな。まあ、道のりは険しいがな……一緒に特訓でもするかナハト?優しいというか俺にはそれしかできんからな』>ナハトさん



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