@スターゲイザーさんとユニティさん

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スターゲイザー「!!ッ、と…あーあー、マジか(どかん!と爆発のような雷鳴から突然強く降り出した雨。これはもう仕方ない、と、特に急ぐでもなく適当な木の影を求めて進み)」
ユニティ「はあ・・・(木陰で雨がやむのを待ちながら)あれ?スターゲイザーさん?大丈夫ですか?!」スターゲイザーさんよろしければ突撃失礼します>スターゲイザーさん
☆「おや、ユニティ?まあ、こんな日もあるだろうが、互いに災難だったな(盛大に水の滴る髪を掻き上げつつ苦笑を向け)」ありがとうございます!宜しくですー!>ユニティさん
ユニティ「まあ、確かにこんな日もあるでしょうが…あ!待ってくださいね(ハンカチを出しながらスターゲイザーさんの顔の水滴をふく)本当はタオルとかがいいんですけどもってなくて」よろしくお願いします>スターゲイザーさん
☆「おいおい、オレはガキか?(と、苦笑しつつもされるがまま。梢からユニティさんの頬へ落ちた雫を掌で拭い)ほら、まずはオレより自分だろお嬢さん」>ユニティさん
ユニティ「そうじゃなくて、濡れてると風邪ひいちゃいますから。私は大丈夫ですよ、そんなに濡れませんでしたから(と、微笑んで)これさえ外しちゃえば問題ありませんから(マントを外して)」>スターゲイザーさん
☆「ほう?オレの身代わりとしてぺっしゃんこになったこのコートを見て言う訳だ?(イタズラっぽく笑って肩を竦め)…ま、寒くないなら止めねえがなお嬢さん。(言いつつ自分もぺ、とコートを地面に放り出し)」>ユニティさん
ユニティ「結構濡れてますね…本当に大丈夫ですか?(心配そうに)寒くはないですよ、ちょっと濡れて重いというか(マントをぱたぱたしながら)」>スターゲイザーさん
☆「何、つまらない話だが、ココじゃどう転んだって死なない。心配だけは無用だよ。退屈で脳味噌は溶けちまいそうだがね(口角を上げて軽く言いつつ、ぷちぷちぽい、とベストも脱ぎ捨ててはシャツのボタンにも手をかけて)」>ユニティさん
ユニティ「む、確かにそうですけど。熱でつらいのは変わりませんからね(手袋をはずしてスターゲイザーさんの頬をつついて)て、あまり脱ぐと逆に寒くないですか?」>スターゲイザーさん
☆「はっはー、オレぁもう苦しいのが恋しいがね!ああ、息も詰まり血沸き肉踊るあのスリル!!…って、コラ(手を掴むとオレで遊ぶな、と逆につつき返し)着てる方が気持ち悪いんだよ。下は脱がないから良いだろう?」>ユニティさん
ユニティ「もう、まあ戦場にいた緊張感があると聞かれれば否ですが…って(つつかれ頬を膨らませる)いや、そうですけど…(自分もコートをあけて髪をほどく)結構降りますね雨」>スターゲイザーさん
☆「ああ、お嬢さんみたいなのが戦場にいたのか…っと、別に馬鹿にしてる訳じゃないが。志願して?(脱いだシャツを絞って羽織り直し、木の幹を背に座り込むと時折雷鳴の唸る空を見上げて)気が向けば止むさ。それとも雷が怖い?(意地悪くニヤリ)」>ユニティさん
ユニティ「はい、そうですよ…一様…志願してというより私を育ててくれた人が軍人だっただけですよ(空を見上げてちょっと心配そうな顔)こ、怖くなくはないですが(だんだん声が小さくなって)」>スターゲイザーさん
☆「へえ?…そう言うモンかね(分からねー、と天を仰ぎつつも、笑みを含んだ表情は柔らかく)です、けど?(座り込んだ位置関係から横顔を見上げながら)」>ユニティさん
ユニティ「恩返しといったらあれですけど…役に立ちたいかなって(そう柔らかく笑って)苦手というか大きな音はあまり好きじゃないと(雷がなってびくっと反応する)」>スターゲイザーさん

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