唇に力を入れてくびれの所を締めた。強く吸いながら首も手も動かすと、凄腕さんのうめく声が聞こえる。

ちょっと痛いんじゃないかなって心配になるくらいが気持ちいいみたいで、こんな風に声を出すようになったのは最近になってから。その声が嬉しかったりして、一生懸命しゃぶった。


「ん……上手くなったな……」


そう言われて見上げると目が合った。蕩けた目と口元であたしを見る凄腕さんの顔にお腹がきゅんとする。


「このまま出してもいいんですよ?」


ここで終わるならそれでいい。どうせ凄腕さんはスッキリしたら寝ちゃう人だ。あたしのお役目は出すまでなんだから。


「いや、それはやっぱり中がいい」

「な、中で出したらダメじゃないですか!」

「出すのは外だけど、そうじゃなくてやっぱりソッチに入れてイきたいって意味だ、馬鹿」


そう言うと裸のまま障子を開けた。眩しいくらいの月明かりが部屋を、凄腕さんを照らす。後ろ姿の締まったお尻と背中の筋肉がくやしいけれどかっこいい。


「月が綺麗だから、このままやるぞ」

「や、やですよ!誰か来たらどうするんですか」


ただでさえ、すぐそばに白目くんがいるのに……


「来い。心配はいらん」


その自信はどこからくるんだろう。さっさと布団の上に寝転がってあたしを呼ぶ。


「乗れ。こっち」

「え、あ……っ」


乗れって言うからお腹のあたりにまたがったら、顔の方まで引き寄せられた。凄腕さんの目の前に、あたしのが……


「は、恥ずかしいですっ!」

「よく見える。なんだ、咥えながら濡らしてたんじゃないか」


人差し指と親指を使ってわざわざ見せてくる。粘っこい液が糸を引いて月明かりが反射した。

左右に、上にもあたしのそこを開いて小さな粒の位置を確認してる。恥ずかしくてたまらないのに、その光景から目が離せない。

凄腕さんに見られちゃってる。こんなに明るくて、しかも間近で、観察するみたいにじっくり見られて、それだけで粒が充血するのがわかった。









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