「気持ちよかったですか?」
「極上」
「よかった。こっちはもっとイイんですよ?」
私の手を取って秘裂へと導く。ヌチャっと音を立てて自然と指が第一関節まで滑り込んだ。
「すごいな」
「だって、野村先生が素敵だから」
ぬめった指で蕾に触れると笠原先生の体が跳ねる。
「笠原先生のも全部見たい」
「清香って呼んでくれません?」
そう言った顔が今まで見た中で一番可愛いと思った。
そろそろこっちだっていい所を見せたいと、できるだけ色気を含んだ声で耳元に囁いた。
「いいよ。清香、全部見せて」
「嬉しい。雄ちゃん」
「雄ちゃんって……」
気が抜けると言うかくすぐったいと言うか。
いなされてため息を吐きつつも、膝を持って左右に開く。
昼間の光は濡れた粘膜を卑猥に映し出し、引き寄せられる。これほどまでに大胆に、そして素直に欲をさらけ出す女性を私は知らない。
それが妙に新鮮で、好奇心すら掻き立てられる。
邪魔な眼鏡を外しそこに舌を滑り込ませた。
酸っぱいような匂いと味に、条件反射のごとく集中する血液。
自分でも情けないほどに反り返ってビクンとしなったのがわかった。
薄い軟毛を逆さに撫でるように引き上げて、頭を出した桃色の粒の上で舌を震わせると、清香も体を震わせて自分の太ももに爪を立てた。
「あ……んん……っ、せんせ、じょうず……」
さっきまでとは全然違う余裕のない、鼻にかかった甘ったるい声だ。逃げたくなるのを必死で堪えては、快感を受け入れていく。どこまでも貪欲に。
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