胸に甘えてくる烏丸くんを気が付けばナデナデしてた。
「やっぱり優しいなぁ」
「あ……ちが……」
「挿れさして」
私の短パンと下着をまとめて引き下げると、ベロっと指に唾液をつけて入れてきた。
「あ……あぁっ、だめ……」
「ナカ、熱ぅなってる。ほら、ヤラシー音してんで」
ぐちゅぐちゅとわざと大きな音を立てて掻き回される。奥のほうから込み上げてくる快感の波に大きな声を上げた。
「も……やめ……ああぁん!」
「指でイッたらアカンで。ちゃんとオレのあげるからな」
「んんっ……あっ!ダメぇ!」
「ここ?んじゃココ、思いっきり突いたるな」
ズボンのポケットからウォレットを出すと中からコンドームを取り出した。
「も、持ち歩いてるの?」
「ウン。だっていつ運命の出逢いがあるかわからんやろ?今日みたいな」
ニッと白い歯を見せると、膝の裏に手をかけて脚をめいいっぱい開かされた。指で慣らしたとは言え、一気に貫かれて体が仰け反る。
「あっ、あっ、あんっ!烏丸くん……」
「名前で呼んでぇな……杏珠ちゃん、気持ちいいなぁ」
「あん……っ、仁くん……」
「嬉し……」
体操服を捲り上げて視線は私の胸へ。食い入るように見てるから恥ずかしくなる。
おっぱい好きなのかな。まるで胸を揺らすために激しく腰を振ってるんじゃないかと思うくらい。
「オレ、杏珠ちゃんに会いに学校来るわ……だから、これっきりなんてイヤやで?」
それを聞いて今まで烏丸くんを知らなかった理由がわかった。
あんまり学校に来てなかったみたい。
どんな理由であれ、学校を好きになってくれるといいな……
to be continued……
21.9.12
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