「もうちょい色気のある下着が俺好みなんだけどなァ」
リボンのついたピンクのブラをからかわれて恥ずかしくなる。結構お気に入りなのにな……
「もう……あっ!ヤダ、見ないで!」
ブラの肩紐を落とし、胸をあらわにされた。二つの膨らみを慌てて隠す。
「見せろよ。本当は見られたいんじゃないの?ホラ、腕どけて」
「いやぁっ!離して」
手首を掴まれプルンと乳房がこぼれた。
男の人には狩りの名残りから動く物を追う習性があると言う。女の子の胸が揺れるのももしかしたら男の人に追わせるためなのかも、なんて考えが頭をよぎった。
乳首が色づいているのも目印みたい。ここ、触ってって主張してる。
そう言えば唇もアソコも、一番弱いところはみんな誘う色をしていると思った。
左の乳首をつままれて息が漏れる。
「ん……」
「随分硬くなってるな。男がいないとダメなタイプだろ」
「そんな事な……あっ……ふぁ……」
そういう風に言われたのは初めてだ。どちらかと言うと地味で「真面目そうだね」って敬遠されてきたのに。
「反対の乳首も触って欲しいだろ?」
「んんっ……ヤダ……」
「じゃあ舐めて欲しい?」
「そうじゃなくって……」
私の言うことなんかお構いなしに抱え上げられた。まだ荷物の少ない事務机に座らせられて首筋にキスされる。
唇の柔らかい内側の部分が当たってゾクゾクした。
さっき触れなかった右の乳首をベロッと一度だけ舐めて、私が喘ぐのを見つめてくる。
「やっぱり嫌じゃないんだ」って顔で私を見たまま乳首に吸い付いた。
「あん……はぁ……っ、んっ……」
恭介先生の舌に私の体はすっかりとろけてしまったみたい。
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