ザアァ―…
「雨ですねー…」
「梅雨だからな」
「雨の日は髪の毛ボンバーになるんで嫌になります」
「あんたは頭の中は常にボンバーでさァ」
「どういう意味ですかそれ」
「あ、蛙でさァ」
ガシッ
「ちょっとちょっとちょっと!沖田さん!私蛙とか嫌いなの知ってますよね!?何、鷲掴みして…いやぁぁぁあっ!蛙!蛙こっち持って来ないで下さい!!蛙!」
「うるせーな蛙くらいで騒ぐなよ」
「蛙くらい!?蛙ですよ!蛙!蛙って何か知っててそれ言ってるんですか!?」
「いや、蛙くらい知ってるから」
「ゲロッ」
「ぎゃぁぁぁあっ!!こっち来ないでェェェエ!!!」
「待ちなせェ逃がしやせんよ」
バタバタッ
「おい!お前ら走り回んな!刀の手入れしてんだから危ねぇだろ!」
「その手入れした切れ味抜群の刀で切腹しろニコチンマヨラー糞野郎」
「よーし!この切れ味抜群の刀でまずはお前を切ってやるよ!」
「土方さん早くその手入れした切れ味抜群の刀で蛙片手に私を追いかけてる悪魔の子、沖田総悟を切って下さいィィイ!」
「ヘタレ方ヘタ四郎ごときに俺を殺せるわけないでさァ」
「なんだヘタレ方ヘタ四郎って!ヘタ四郎って無理あんだろ!」
「土方さん早く助けて!蛙と悪魔の最悪タッグが背後からァァァア!!!」
「死ね土方」
「なんでだァァァア!!??総悟テメーまちやがれっ!」
バタバタッ
「おーみんなここにいたのか!なんだなんだー?三人仲良く走り回って元気だな梅雨だからってジメジメしてちゃいかんな!アッハッハッハ!」
「ゴリラァァァア!!!アッハッハッハじゃなくて助けてよ!どう見たらこれ仲良く見えるの!?私←沖田←土方で追いかけ回して無限ループだよコノヤロー!!誰でもいいから助けてェェェエ!!!」
ザアァ―…ゲロッ
雨の日の真撰組
近藤さん出落ち(笑)
090601~0629