「無理無理無理ッ!!!!!マジで恥ずかしいって!!」
「大丈夫だから!心は少年なんですって言えば大丈夫だから!」
「私女だから無理です!」
「大丈夫!少年だから!」
「どういう意味だコラァァァアッ!!!」
「覚悟決めるしかあるめーよ」
「いやいやマジで無理だってー!いい年してアニメの映画観に行くなんて恥ずかしいって!!券買うのとかマジで恥ずかしいって!!子供に混ざって観るなんて恥ずかし過ぎるって!!」
「お前そんなこと言ってるけどこの前土方と映画館でペドロ一緒に観てたじゃねぇか!お父さん知ってるんだからね!」
「ジブリは大人も観て許されるアニメ映画なんだよ!観に来る大人も多いんだよ!他のアニメと一緒にするな!つーかなんで私が土方くんと映画行ったの知ってんの!?」
「俺達もたまたま観に来ていたからな」
「テメーらの二つ後ろに居たんだぜ」
「てんで気づいてなかったろう?」
私とアホ四人は映画館の前で言い合いをしている(かなり迷惑)
映画を見に行こうと誘われて来て見ればアニメ映画
私は映画館でアニメ映画を観たことがない(ジブリは別)
因みに土方くんは彼氏なんかじゃなく友達で何故か一緒にペドロを観に行こうと誘われて暇だったから行っただけだ
「俺はギンタマーが観てぇんだよ!」
「わしはワンパークが観たいぜよ」
「あんた達も意見別れてたのかよ!意見まとめてから誘ってよ!」
「俺は機動戦士ギンタムが観たいぞ」
「ギンタムバロスww」
「どうした晋助!?」
「ギンタムがダメなら世界の珍獣物語りか人妻物語りが観たい」
「そんなんよりポルノ映画観ようぜ」
「テメーは死ね」
「あれだ!私映画館の前にあるス◎バで待ってるからみんな見たいの見れば?」
「馬鹿かお前!それでお前がナンパでもされて連れてかれたらどうすんだよ!」
「銀時…」
「おんしは可愛いからのー」
「辰馬…」
「一人にするのは心配だ」
「お母さん…」
「まぁされねぇだろうけどな」
「黙れ」
よし、晋助以外の三人にはポップコーンを奢ってあげよう
特別に銀時にはキャラメルポップコーンだ
飲み物は自分で買え
寧ろ晋助は私に奢れ
「マジでギンタマー観ようって!ギンタマー映画化とか奇跡だぜ?つーか今ギンタムやってねぇよ」
「ぶっちゃけ紅桜編とかわし出ちょらんし興味なかー」
「それ言っちゃだめぇぇぇえっ!!!」
うん、なんか辰馬だけいっつも仲間外れだもんね
なんか切なくなるよ
うん、私は辰馬好きだから泣かないでぇぇぇえっ!!!!
「と、とにかく俺はギンタマーが…」
「いやいやここはギンタムで…」
「だからギンタムやってねぇって」
「ワンパーク観たかー!」
「私アニメ映画絶対観ないからね!」
「ポルノ映…」
「「「「お前は黙れっ!」」」」
「なんでそこだけ息ぴったりなんだよ!」
「晋助煩い」
「ギンタマー!」
「だからギンタム!」
「しつけーなァギンタムはやってねぇって!」
「ワンパーク!」
「…つーかもう全部始まってね?」
「は?」
ただ今午後3:00
ギンタマー上映時間午後2:20
ワンパーク上映時間午後2:35
人妻物語り上映時間午後2:40
世界の珍獣物語り上映時間午後3:50
「あぁあああぁぁあっ!!!お前らが言うこと聞かないからだろ!」
「貴様等が我が儘言うからだろう!」
「ワンパークが1番しょうえいに決まっちゅう!」
「お前は何言ってんのかわかんねぇよ!」
「ワンパークが1番面白いに決まってる!」
「優しいよこの子!まったく同じテンションで言い直してくれたよ」
「お前らアレだ!こうなったら次の上映時間までにあそこのス◎バで何観るか決着つけるぞ!」
「よかろう受けてたつ!」
「やっちゃる!」
「私帰っていい?」
「俺キャラメルフラペチーノ飲みてぇ」
「キャラメルフラペチーノって…可愛いなあんた」
「行くぞオラァァァアッ!!」
「「おーっ!」」
「はぁ…やれやれ」
「スコーン食べたい」
Movie Battle!
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祝映画化
091207