「…で、まぁ今回は人気がなかったからよかったものの一応同じ顔ということを踏まえてくださいお願いですから!」
「銃刀法違反の話したよな俺?ちゃんとしたよな?お前納得してたよな?あとどっからそれだした!?」
「…先の世とは面倒なことだ。」
「Ahー…ここでも小言かよ。」
まさに一触一発という状況だった2人の間に入ってきたのはこちらでお世話になっている目の前にいる人物と全く同じ顔の2人。
みすって切り付けなくてよかった。と少しばかり2人は思った。
「戦いは自分達の時間に戻ったときお願いします。本気で。捕まりたくない。」
「OkOk、わかったっつってんだろ…」
「…つーか本当同じ顔だな。気持ち悪い。」
「そっくりそのまま返されるであろう言葉をよく言えるな。」
「お前口調変わった?」
「元の口調で話してほしかったのか。それは気づかなくてすまない。だが己の口調など一々指摘してくるとは思わなくてな。それより貴殿は隣町への御遣いへ行くといってからいったいどのくらいたっていると…」
「Shut up!もういい!その口調じゃなくていい!」
「面倒な子供だ」
見せ付けるようにやれやれ、と溜息をつく夕露。
…どうしたようち。そんな大人っぽかったのかうち。ちょっと衝撃が大きいぞうち!
それから、戦国時代の夕露に案内されて帰った。
…なんでうちの家知ってんだ、あいつ…。
私と説教と道案内