■ つまるところ、僕は『毛利』なのさ。
あーさー目が覚めてー、まあっさきにおーもーいーうーかーぶー、にーちーりーんーよおおおお!!!
「アツ!なにこれアツ!顔面紫外線照りつけまくってよくあいつあんな青白い顔のまんまでいられたなおい!?」
朝早起きしてまでやることじゃねーよこれ!今日徹夜しちゃったから試してみたけどもう二度とやらん!暑い!眩しい!疲れる!眠い!!
文句をぶつぶつ言いながら部屋へ戻る。ごめん、俺太陽より月のがすきなんだ。もっと言えば朝嫌いなんだ。眠いし。眩しいし。低血圧だからなかなか起きれないし。もうなんか面倒だし。なんだし戦とか面倒だし。引きこもりたい。
「元就様ー!飯ですよー!」
「あーうん。いまいくー」
のろのろと着替えてのろのろと向かう。うん、徹夜なんかすんじゃなかった。眠ぃ。
それからもそもそと飯を食べて家臣達を放っておいて寝ることにした。寝よう。今すぐ寝よう。すぐさま寝よう。
だが、それをぶち壊すが如くあの男はやってくるのだ。
「ぃよーう毛利ぃ!元気かぁ!!」
「………くたばれ地区B」
「なんだおねむさんか」
相変わらず機嫌悪ぃーなーと言いながらなぜか部屋に居座るこの馬鹿。つかお前おねむさんとか可愛いんだが。姫若子でてるぞ。
「なんのよーだよー寝かせろよー」
「お前また徹夜したのかよ。あとこの間甲斐行ったから土産だ」
「なんだ」
「甲斐のオカン特製お団子だぜ?」
「あんこだろうな?あんこだろうな??」
「お前あんこ以外食わねーの知ってるよ。特急で帰ってきてやったんだ、食おうぜ!」
「まて、今お茶持ってこさせるから」
そう言ってもさもさと布団から出る。睡眠より糖分だろjk
襖をずばーっと開けてとりあえず大声で、いっきまーす
「捨て駒よー!」
「お待ちしました元就様ああああ!!」
「…相変わらずすげぇな、この軍…」
スライディングで襖の前に正座した捨て駒1号。お前よくお茶こぼさなかったな。とか最初は思ってたけど今じゃこれが普通である。あれ?普通ってなんだっけ?
まぁ、そんなわけでなんだかわからんが用があるときは「捨て駒よー!」まっほお〜の、こっとば〜を、さっけべ〜ば、にちりり〜ん!
捨て駒召喚完了!
と、いうわけだ。
「というわけで茶だ。」
「…そしてお前は水なのな」
「いやだってお茶苦いし。苦いし。熱いし。麦茶しか我飲めね。」
「熱いのは別にさましゃいいだろーが」
「え、面倒くさい」
「こんのたれかが!!」
**
なんか携帯いじってたら見つけた
え。なんだろう。何が書きたかったんだろう。
たぶん元親に「おねむさんか」って言わせたかったぐらいの理由だった気がする。
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