■ 下手なお化け屋敷より怖い

今日も元気に残滅してきたその帰り、適当に森を歩いていたらなんか見覚えのある黒い手に誘われたんでついていったら黒い手がいっぱいかさばったベットみたいなところで人形のように綺麗で可愛い可憐な少女が寝ていて…


「ってどこのホラーだ!!」

「あ…闇色さん、こんばんわ」

「あ、ども…じゃない。こんなところでなにをしている」

「××様の声が聞こえたの…?××様?だれ?わからない、わからない…」

「…風邪を引く、ついてくるならついてこい」


ついてこないなら、それはそれでいいんだけどな。と心の中で思い歩きだせば黒い手が動く気配がする。そうか、ついてくるのか。刑部になんて言おう。元いた場所に戻して来いって言われたらどうしよう。まぁなんだかんだ言って甘いから猫持って帰ったときみたく許してくれるだろう。


「闇色さん、闇色さん。」

「なんだ」

「闇色さんは、本当に闇色さんなの?」

「光ではないことは確かだな」

「闇色さんは、光色さんが嫌い?」

「死ねばいい。私の平穏のためにも。」

「でも、光色さんは闇色さんが好き…ふふ、ふふふふふ」

「………」


森の中に彼女の声が響く。いますぐに幽霊がでてきても俺驚かない気がする。なんかもう慣れた気がする。第一彼女がなんとかしてくれる気がする。でも怖いよね、暗い森の中笑い声だけが響くって怖いよね!!


「ふふ、ふふふ…闇色さんは、闇色さんなの?」

「(エンドレスループktkr)光ではないな」

「違うの。闇色さんは、闇色さんで、闇色さんじゃないの。」

「…? 中身の話か?」

「闇色は、光、闇と闇、光と光、闇、光色は…うふ、うふふふふふふふふ…」

「(KOEEEEEEEEEE!!)」


GYOUBU TASUKETE!と家につくまで電子信号を送っていたことはしかたがないと思った。



下手なお化け屋敷より怖い
(うふふふふふふふふふふふふふふふry)
(怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖いry)
(…ぬしは本当に不幸しかry)

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