「A happy merry Xmas!!」

「そのphraseをあと一週間後にまた聞くことになると思うと背筋が凍るな。clause door」

「どうしたの伊達ちゃんってばノリの悪いこと。一番こういうのにはしゃぐタイプだと思ってたよ」

「俺はアンタが一番こういうのにはしゃがないと思ってたんだけどな…Shit、引きこもるだけじゃダメだったか…」

「いやぁ、わたしも本当は引きこもってるつもりだったんだけどさ、予想に反して君が突撃してこなかったからなんか思わず。」

「おいちょっと待てなんでまず俺が絶対突撃してくるって確信があったんだ」

「だからそういうキャラだと思ったんだと何度。ちょっと避けて寒い。」

「反対側に入れよなんで態々隣くん冷たッ!?ちょ、テメェ出てけ!入ってくんな!!」

「寒いんだよいいから入れろよそしてお前の体温を寄越せ私の家からお前の家まで結構距離あるのに歩きで来たんだぞ外猛吹雪だったんだぞクソ雪積もってんだぞ一歩歩くので精一杯だった中雪かきけて来てやったんだ寒い寒い寒い…」

「Shieeeeeet!!だからXmasなんてもん嫌いなんだっつの!!!何が『今日はwhiteXmasですね☆』だfuck!!!雪国なんて毎日がwhitedayだくたばっちまえ!!!!!!」

「あーコタツ最高…そしてその調子なら遠くの友達からいろいろメール貰ったんだな伊達ちゃん…しかも複数」

「あっちからすりゃ雪自体珍しいかもしんねぇけど!こっちなんか豪雪で雪かきしねぇと歩くどころか下手したら家から出れねぇんだよクソ!!」

「まぁ確かにねー、今日は各地で雪降るみたいだよ。九州地方も積もらないけど降るって言ってたし。ホワイトクリスマス日和だよねー」

「毎日がwhiteな気分を味わってくだばっちまえ…」

「まぁそんなイラつかないイラつかない。…あ、そうだ伊達ちゃん」

「Ahー?なんだ。さっさと帰れ。」

「酷いよ伊達ちゃんこの豪雪の中か弱い乙女を追い出すなんて。って、そうじゃなくて、クリスマスプレゼント!」

「ンなもん用意してねぇからな。まず外になんて出なかったしな。」

「うん、この調子ならそうだと思ったよ…そんな引きこもり伊達ちゃんにmeからyou is present!」

「Englishを使いこなせねえなら無理に使うんじゃねぇよ…で、手ぶらにしか見えねぇけど何もって来たんだ。『わ・た・し!』とか言ったら追い出すからな」

「…………………………フッ、さすがbluedragonを名乗るだけあるな…だが我は貴様のそのような読みを更に見破って」

「追い出すぞ」

「すいませんでした」

「素直なのはいいことだ。出てけ。」

「ちょま、ま、待って伊達ちゃァァァん!!ふざけたのは!ふざけたのは謝るからこの豪雪の中にかよわいハムちゃんを投げ入れないで!!そんな非道じゃないはずだ君はァァァぁぁぁ寒い寒い寒いいいいい!!」


〜しばらくお待ちください〜


「次joke言ったら本気で追い出すかんな」

「じゅ、寿命が三年くらい縮んだ…」

「早死にすんなよ」

「一体誰のせいだと…まぁいいや。長くなる。」

「十分長くなってると思うんだけどな」

「シャーラップ!過去は振り返るものではない、懐かしむものなのだ!!」

「あーそうかいそうかい。で、presentはどうした」

「な、なんて現金な子…!全く最近の若い子は…親の顔が見てみたいわ!」

「小十郎なら玄関で雪かきしてるはずだが…」

「あ、うんさっき会ってきたよ。畑の方にも行ってくるって。」

「oh…マジかよほんとクレイジーなやつだぜ…」

「あ、そんでプレゼントね」

「おう」

「はい、結婚届」

「…………一応言っておく、俺らまずcoupleじゃねぇからな?」

「うん知ってる。伊達ちゃん、結婚してください」

「………………伊達ちゃんじゃねぇだろ」

「…政宗、結婚しよう」

「Ha!飽きさせんじゃねぇぞ…?」

「立場が逆だろってとこにはつっこまないんだね」

「いいんだよ。engageringは俺からやってんだからな。」

「…………………ん?」

「本物は卒業したらやるよ、それまで精々愛想つかされねぇこったな!」

「ええええ伊達ちゃん卒業したらって、私らやっと新入生から進級するんだよ!?ちょ、それまで返事お預けなの私!?」

「おい戻ってるぜ?ま、卒業までの間coupleとしてよろしくしてやるよ」

「なにこの女王様!痺れる惚れ直すぅ!」



***伊達ちゃん編
実際そんな雪積もってないです私のところは。降ってはいますけど。


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