全ての終わり、そして始まり (30/31)





そんなこんなで(これで済ますこと多くなった気が…いや、手抜きじゃないよ!手抜きじゃないからね絶対!!)武田に住む(で、いいんだよね?住むんだし、間違ってないよね、うん)ことになった俺様達。

それでまぁ、なんだか知らないけど、今俺様はおやか…信玄公と2人っきりです!!(どうしてこうなった!)


「えーっと信玄様…?」

「…猿飛佐助、と申したな」

「ええ?あ、はい。…ああ先代と知り合いですか?」

「…うぬ。あやつと昌幸はよく喧嘩しておった」

「ああ…結局最後まで喧嘩してましたね。死んだ日も一緒とか…喧嘩する程仲がいいのは死んでも一緒かもしれませんね」

「はっはっは!そうよのう…真やつらは仲が良かった…」

「…悲しいっすか」

「…うむ。やはり友を失うのは悲しきことよ」

「…へぇ」

「ぬしは、父親代わりを失って悲しくはなかったのか?」

「いやー、うん。さすがに悲しいでしょ、でもまぁあの伝説も討てたし無駄になんないならいいんじゃないっすかね?俺様結構薄情なんで。」

「…そうか」

「じゃ、まぁ俺様そろそろ戻りますから。才く…才蔵と若様待たせてるし。」

「うむ。引き止めて悪かったな」

「いえいえー、じゃ、まぁなんか用事があったら言ってくださいね。大将。」


へらりと笑ってその場を後にする。彼は俺様が大将と呼んだとき少し驚いてる風だった。さて、若様呼びもそろそろやめるべきかな?とか思ったり思わなかったり。

まぁ、元服するまでは若様で行かせてもらいましょーか。



全ての終わり、そして始まり
(わっかさまー!御話終わりましたー!)
(おお、どうだったのだ?)
(足がしびれました!)
(…お前は相変わらずだな)