小ネタ 2 | ナノ

黒子/悪女と桃井とモブ主人公
2013/04/18 09:45(1)

※設定語りのみ。
※入れ替わり、嫌われ
※中学校時代



愛されたい一心でよくある王道嫌われのように桃井を嵌めようとして、けれどキセキからは「桃井がそんなことをするわけがない」と一ミリも信じてもらえず強制退部を喰らうことに。
そんな事件が起こっただとは知らずに、桃井とそこそこ仲が良かった帰宅部のモブ(主人公)はある日桃井に合宿の為の料理当番を引き受けてくれないかと頼まれる。もちろん断ったけれど桃井の口八丁に絆されて結局引き受けることに。合宿までだいぶ日付はあいていたので、桃井にこれまた口八丁でマネージャーの仕事を覚える為に部活にでなければいけないことになる。
一週間くらいたったときのことだった。ある日いつもどおり桃井と一緒にスポドリを作っていたら、桃井が急にスポドリをぶっかけてきたのであった。
急な出来事に「は?」と思っていると、目の前で「愛されるのは私だけでいいの」と小声で言い、美人は起こっても美人だと言わせるような悪い顔をしたあとすぐに表情を変え、「キャァ!」と短い悲鳴をあげた桃井。そしてその悲鳴につられるようにやってくるキセキs。
あ、これはハメられたっつーやつか。桃井さんってばそんな性格だったんだ。って一瞬で冷めているとキセキsにどうしたと聞かれるので「いえ、桃井さんが急にぶっかけてきまして。」と言えば「桃井がそんなことをするわけがないだろう」「お前も一緒かよ」「前のやつと同じ戦法とか馬鹿は馬鹿か」みたいに一斉に責められ、しかもとうの桃井は嘘泣きをしながら「愛されるのは私だけでいいって、急に目の前でスポドリかぶって…」みたいなことをキセキsに言う。いやいやいやいやいやそれお前だろ。正直そんな桃井にドン引きしていると、赤司から言い渡される強制退部。いや、私元々部員じゃないですし。それ以前にこっちは頼まれて渋々やってるんだけど。は?私の貴重な放課後を今までお前らについやしてきた時間返せクソが。内心大荒れ。だけど自分に勝ち目がないと丸分かりなのでとっとと了承して帰る。風邪引いたらどうしてくれようかと思いながら教室に帰る。
教室に帰ると、なにやら女の子が泣いている。うわーメンドクセーとかめっちゃ思って教室入りたくねーとか思ってると、相手が気づいたのかバッチリ目があった。うわ、と思う暇もなく女の子に突進される。そして大泣きされる。「うわーんモブちゃぁぁん!!」おい待てなぜお前が私の名前を知っている。誰だお前は。

そして事情を聞いたらどうやらその女の子の中身は桃井ちゃんでさっきの桃井ちゃんの中身がつい最近問題を起こしたらしい悪女さんらしい。

とんでもなくメンドクセーことに巻き込まれた引き篭りたい系モブが桃井ちゃんと悪女さんをどうにかして元に戻していく話。



・モブ主人公スペック
常識人薄情女。口悪い。メンドクセーこと大嫌い。利己主義。桃井とは同クラでそこそこに仲はいい。キセキに一ミリも興味はない。
今回の桃井と悪女入れ替わりを一番に信じた人。普通に考えれば信じないのだけれど、桃井しかもち得ていないような情報まで言ってきたので信じるしかなくなった。
一般から見るならば、キセキに取り入ろうとして失敗した馬鹿(忌々しくも本日自分もその枠に入ることになってしまった)同士傷の舐め合いをするために寄り添っているようにしか見えないんだろうなぁって思ってる。中身桃井だと誰も知らないんだろうからきっとその通り。

正直桃井と悪女の中身を元に戻したところで自分にはもうなんのメリットもないわけだから桃井と縁を切って今後一切バスケに関わらず転校したいのが本音。
(だって桃井と悪女の中身を元に戻したって、まず入れ替わっていたことを知る人の方が少ない。だから自分への評価は変わらない。信頼は戻らない。悪女と喧嘩してとうとうひとりになったのか、というのが世間一般からのモブへの評価。元に戻った桃井とはもう会話することもきっとない。なぜなら過保護キセキがいるし、他の女子が彼女を絶対に自分に寄せ付けてこないだろうことは目に見えているから。)



ちなみにどうやって桃井と悪女を元に戻すのか考えていたら、モブが影の薄い黒子に「いい話があるんだけど」って持ちかけて、嫌悪丸出しの黒子に笑いながら
「最近の桃井さん、アンタ以外の、主に黄瀬と赤司へベッタリでしょ。ってかちょっとオカシーでしょ。料理うまかったりケーキ作ってきたり、頭良かったはずなのに結構馬鹿なこと言ったり。」
みたいな、現在ちょっとおかしい桃井の現状をあげて、少し黒子の気が引けたと思ったときに
「あの悪女さんと桃井さんの言動、見ててみ。アンタ影薄いんでしょ?たぶん気づかれないから。面白いもん見れるかもよ。」
とか適当にぬかして言って、信じる必要はないんだけれど桃井の様子が最近おかしいのはわかってて、これはもう乗るしかないなって思った黒子君が、まぁぶっちゃけ桃井と悪女をストーカーして真実に気づく的なね。
たぶん2人で対談してるときに全部見たりとかしちゃうんじゃないかなって思ってます。
どうやって戻すのかよくわからないけれど、まぁ、そこはフィクションでどうにか←

キセキにだけ真実が伝えられそう。いや黒子と赤司だけかもしれない。
とりあえず赤司に謝られるモブの会話をバッ


「すまなかったな。俺としたことが勘違いしたようで迷惑をかけた。」
「いえいえー貴方様の謝罪が聞けたことだけで十分なことやりとげたなーって思んます」
「随分と思っていないことを軽々しく言うな」
「ひどくね。赤司様々の謝罪が直接本人から聞けたとか超レアじゃん。十分じゃん。」
「ぬけぬけと、それにしても少し俺はお前を勘違いしていたらしい。もっとお前は利己的な人間だと思っていたよ。」
「十分利己的っすよー今あのスポドリぶっかけられた瞬間に戻れたなら教室には絶対に行かないし、まずスポドリかけられた時点で帰ります。もう二度と関わりたくもないですしね。」
「それは、桃井にもか?」
「今回の元凶ですよー?当たり前じゃないですかー、できれば二度と口聞きたくないですわ。つか転校してー」


ちょっとクソみたいな会話しか続かなかったけれどこんな感じに。
桃井ちゃんも悪女もキセキも、というか学校が嫌いになったモブ。いじめクソメンドクセー。勘違いクソメンドクセー。つか女の嫉妬がマジクソ。みたいな。

赤司様からすれば、そんな生意気なやつズガタカオヤコロなんでしょうけど、モブさんは逆らいません。時間列がちゃんと決まっていないので曖昧で答えますが、もし合宿前だとして、合宿に来てくれと言われたら行きます。赤司様に逆らうとかマジ無理だわーっていうノリで。他キセキ全員に嫌味言われても赤司様に逆らうことに比べたらクソとカレーみたいなもんだわーみたいなわけわからないこと言ってそう。
逆らわないけれど従わない、そんなモブさんです。逆らうというかはじめから勝てると思ってない。勝とうとも思わない。



ラストは別に決まってないんですが、クソみてーな後味になりそうです。


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