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首無/戦なき世界は、
2012/01/17 03:45(0)

※俺様何様忍様!番外…?
※佐助主→臨也
※成り代わり
※Drrr!



「あー、今日も池袋は平和だねぇ。そう思わない?シズちゃん♪」

「そうだなぁ、手前がいなかったら…かなり平和だったなァ!!」


ビュオンッと物凄い力で投げられてくるガードレールや自販機、それから標識やベンチにポストなどなど…。
普通なら絶対に投げられないもの、というかそれ以前にまず持つこと自体難しいのだが彼は意図も簡単にそれを実行してしまう。

俺も俺様だったときに似たようなことはしたけど属性を使って念力のようにして持つ、ってのだったから実際俺様が持ったわけではない。
まぁあれも体力結構使うんだけどね。

ひょいっと軽く避ければ彼はまたブチギレてどんどん物を投げてくる。電柱とかぶっちゃけかなり迷惑だと思わない?まぁ、俺の住処は新宿だから問題はないんだけどね。


「あははシズちゃんってば、ノーカーン♪」

「うるせえええ!死ね!息絶えろ!!」

「酷いなぁ。簡単に死んでしまう人間に対して死ねだなんて!たった100年の人生だって見事に謳歌して天寿を全うしたい人間に対してその言いよう、シズちゃんが死ねって言われても文句言えないよ?」

「ノミ蟲なんて死んでも誰も困りゃしねーよ!!!」

「人間を蟲扱い、人権って知ってるかいシズちゃん?人権問題だよ?ついでに言っておくけど俺結構重宝視されてるんだからね?そっち系の人には。まぁ代わりなんていくらでもいるからたかが俺が死んだところで確かに困る人はいないのかもしれないけれどね」

「じゃあ死ね。今すぐ死ね。むしろ打ち殺されろ!」

「だが断る」


ブオンッと力の限り振り回された標識に乗っかる。
元忍なめんなよ。標識じゃなくたって上に乗って移動とかできるんだからね?


「シズちゃんは本当せっかちだなぁ。一度新羅に人間のなんたるかを教わってくればいいと思うよ。それとドタチンにもうちょっと気を長く持てるようにしてもらった方がいいんじゃない?借金増えるばかりだよ?」

「っっいいいぃいぃいいいざああぁあぁあああやぁあぁああああ!!」

「ハハッ、…きみはもっと命のはかなさを知るべきだ。」


この世界の俺は特に属性も無く修行してるわけでも無く、ただ一般人にしては高い運動能力とナイフという名の武器を所持しているだけのただの人間なのだから。

命は平等だ、死も平等だ。
そこに間違いはない。だがそれを別に言う気はない。だって、酷くくだらないし。


とりあえずお前は、一回でいいから人を殺してみればいいさ。
そうすれば自分が怖くて怖くて仕方なくなるから。あんたみたいな人を傷つけることが嫌いな人間なら尚更さ。

まぁそうゆう人間の観察をするのがとてもとても大好きなのだけれど、



「――――俺様も、弱くなったこと」



さっきの呟きと今の呟きは、彼の騒音に巻き込まれて消えていった。




俺を取り巻く新世界
(あーあ)
(この世界、つまんないし)
(酷くくだらねー)

***
あれ、なんか佐助さん酷い人になった←

ネットも糖分もゲームもあって楽しいはずなのに、酷くつまらないのは戦がないせいです。戦中毒者。そんな簡単に人間は変われない…的な。

性格は原作どおりにしますが、原作に添う気はさらさらない佐助さん。
自分の生きたい様に生きてしたいようにします。だから静雄さんに人殺しさせたりももしかしたらするかもしれませんね。正臣君を途中で見捨てたりしないかもしれませんね。

まぁ、佐助さんは酷く性格がよくないのでどうなるかはわかりませんが←


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