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BSR/塵も積もれば山となる
2011/12/17 07:03(0)

※bsr
※ss集
※セリフばかり
※ごちゃまぜ


*)三成成り代わり

『なぁ三成』
『なんだ』
『わしが死んだら、お前は泣いてくれるか?』
『貴様が死んだら泣く?ばかをいうな。私なら――』

「――指を刺して嘲笑ってやろう、家康。これが貴様の望んだ答えだ。」

(いちいち仮想人物に)
(心動かされたりするわけがない)


*)幸村成り代わり

「なぁ佐助よ。最近やたらぴりぴりしておらぬか?」
「えぇ?気のせいでしょ。俺様はいつも通りですぅー」
「…ならばよいが」


明らかにほっとした表情になったのがわかった。でもそれは今まで以上に隠密に隠されて、きっと気づくのが難しかったのではないだろうか。

まぁそれも、私の目にはくっきりはっきりと映るのですが。


「…なぁ、佐助よ。」
「なぁーに?」
「……一緒に花見に行こう」
「…旦那大丈夫?今真冬だよ?」
「そんなこと知っておる。春になって、桜が咲いたらの話だ。」
「…」
「伊達殿や、片倉殿。ああ石田殿や徳川殿、どれから毛利殿に長曾我部殿。お館様に上杉殿、かすが殿。前田家の皆様方もお呼びして…皆で花見をしましょうぞ」
「…ねぇ旦那、それ、本気で言ってるの?」


夢物語。そう一言で片付けられてしまう言葉を吐く。当たり前だ。石田殿は何処へと消えた。徳川殿は石田殿に敗れた。毛利殿も長曾我部殿を葬った。毛利殿は国から出てこなくなった。お館様は病で没した。上杉殿も突如急死。お館様が没した日に亡くなられた。雑賀衆も鶴姫殿も、北条も伝説も。みんな、消えていった。

…伊達殿はどうしたかと?あぁ、それならば、私が葬りましたよ。
佐助と共に。片倉殿と一緒に、葬ってあげましたとも。

そして最後に残ったわたくしめもを置いて、あなたも去るのでしょう?


「………さすけ」
「…なあに?」
「……………来世では、皆楽しく生きられればよいな」
「あはー、旦那ってば、随分と可愛いこと言うねぇ」
「、」

(だって、『死ぬなら私に殺させてはくれませんか?』なぁんて、)
(いえるはずもないではありませんか。)



*)俺何忍佐助成り代わり

「殺し殺されて、一体何が楽しいんだろうね?」
「…佐助、どうした?」


気でも触れたか?なんていってみるが、佐助はけたけたと笑ったまま。気味が悪い。今まで何度も思ったが、今日はいつも以上に気味が悪かった。


「俺様思うわけさ、殺し殺される世界でなんで笑っていられるのかと。」
「…楽しいから笑う。それだけだろう。」
「そりゃそーだ!でもさでもさ、明日死ぬかもしれない、むしろあと2秒後には死ぬかもしれない世界でなぜ笑える?なぜ楽しめる?」
「…今お前が笑っている理由を自問自答すれば、わかるんじゃないか?」


そういえば、お前はまたけたけたと笑う。そりゃそうだ。そういいながら、笑う。本当に気味が悪い。なにか悪いものでも食ったのか?いや、違うだろう。ならば熱があるとか。いやないない。こいつに限ってそれはない。

ならば、なぜこんなにも気味が悪いのか。


「あはー、才蔵?」
「なんだ」
「もし今ここで、長命令として『全国の武将の抹殺』を言ったらお前は俺に何をしてくれる?」


にたり。と。いつもと何も変わらない笑み。その裏に隠れているものが得体の知れないものかもしれないという事実に、ぞくり。背筋が凍った。
『全国の武将の抹殺』?そんなのは無理だ。相手にする敵の数と、こちらの数の割合があわなすぎる。こちらが負けて終いだろうに。なぜそんなことをいいだすのか?

気味が、悪い。


「…とりあえず正気かどうかを疑うな」
「うっわ酷いっ!俺様はいつでも正気ですーっだ!」


口を尖らせている姿は、まるで子供のよう。そんなのお前がやっても可愛げもなにもありはしない。ただ、いつも残らないはずなのに、今は残る、気味の悪さ、くらいで。


「…なぁ、佐助?」
「んー?」
「お前…」

今日はとても気持ち悪いぞ。
そこまでいえば、少し呆気にとられたあとの一瞬の歓喜の瞳。それからはまたいつもの表情に戻る佐助を見て、気づいた。


(あぁ)(これは)(“さすけ”だ)


昔に死んだ、さすけの姿。
無意識に自分も、長ではなく佐助と呼んでいたことに気づかなかった。

(彼は“さすけ”ではない)(だが“有無”でもない)
(彼は、混ざり合って溶け合った、“猿飛佐助”なのだ)


シリアスで終わりたい人は、ここまで。



*)もうりくんとちょうそかべくん

「うぉぉおおお毛利!てぇへんだてぇへんだぁ!」
「なんだ長曾我部。いつにもまして煩いぞ」
「なんか厠行ってしっこしてきたのにまだ出そうなんだ!出ないけど!」
「ふむ…残便感が残ると」
「おぉ!よくわかんねーけどそうなんだ!まだ出そうなんだ!」
「それは軽い膀胱炎よ。」
「膀胱炎!?それってどうすりゃなおるんだ!?」
「膀胱炎を知らしめているのは脳だ。つまり…」
「脳を潰せば解決とか言うなよ。」
「………チッ」
「言う気だったのかよ!」


*)もうりくんとちょうそかべくん

「毛利ー…ってあぶねぇ!?」
「チッ。何用ぞ。」
「その前に危ねぇだろうが!当たったらどーする気だ!」
「死ねばよい」
「ティッシュの箱なんかで死にたくねーよ!」


*)みっつんとやっすん

『なぁたけちよ。ひでよしさまみたくおおきくなるにはどうすればいいとおもう。』
『ひでよしこうみたくか?ううん…ぎゅーにゅーのんでうんどうしてねればいいとおもうぞ!』

「なぁ家康。秀吉様みたく大きくなれないんだがどうすればいいと思う」
「まだ目指していたのか!?というかまだ昔わしが言ったことを実行していたのか!?」
「貴様…あれは嘘だったのかっ!」
「あ、いや一般的に背を伸ばす方法として知られているわけだから嘘とはまた違うんだが…」
「貴様…よくも私の信頼を裏切ったな!絶交だァー!」
「待て三成、それでは駄目なんだ三成ィー!」



さーせんっしたぁー/(^p^)\


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