シンパシー




ぼくクダリ、今一人。
いわゆる、出張に出さ
れた。社会人になれば
珍しいことでもない。
子供じゃないんだし、
一人で大丈夫。   
でもいつも一緒のノボ
リがいないのはちょっ
と、ほんのちょっと寂
しい。       


「ノボリに笑われちゃ
うかな?」     


出張先で取ったホテル
でクスクス笑いながら
バチュルと戯れる。ツ
ンっと背中を突っつく
とバチュルはピリピリ
と弱く静電気を出して
震える、可愛い。  


「ノボリ、寝ちゃった
かな」       

規則正しいからね。な
んて思いながら傍らの
電話を取り履歴から【
ノボリ】を探しだし通
話ボタンを押す。  

―…プルルル――プッ


『もしもし』


あ、出た。


『もしもし、クダリで
しょう?どうしました
?』        
「あ、うん、ぼくクダ
リ。ごめんね、寝てた
?」        
『…いえ、驚きました
。私も、かけようとし
ていました。』   


…わぁ、なんだろう。
嬉しい。ノボリも同じ
気持ちだったのかな?
寂しかったのかな?す
っごくすっごく嬉しい!


「あ、あのね、ノボリ
!ぼく、ちょっと寂し
かったけどノボリの声
聞いて元気になった!」
『ふふ、それは良かっ
た。私も貴方の声を聞
けて元気になれました
。』        
「あのね、明日も早い
かもしれないけど、も
うちょっとだけ話そう?」
『えぇ、構いません。
バチュルは元気ですか?』
「うん、すっごく元気!」


シンパシー
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20111221

(そしたらヒトモシが…)
(ノボリ、外明るい)
(……あぁ…またやってしまいました)


ノボリさんのが話し出
したら止まらないとか。

一応CP無しですが好
きに見ていただいてい
いかと。某カロイドの
ハッピー☆ンセサイザ
聴いてたらサブマスで
やったら可愛いと思っ
て10分そこらで書いた
から色々酷い/(^o^)\
けど直さない許して









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