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Zauber Karte

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The talk show!!vol.1


『皆さーん!』
『「こーんにーちはー!!」』


パチパチパチパチ


『いよいよ始まりました!The talk show!』
「なぁなぁ名前」
『何?快斗』
「このコーナーってさ、何?」
『これはですねー、私もよく分かんないんだけど、みんなからの質問や要望などに私達が丁寧にお答えしちゃおうっていうコーナーよ!』
「なるほど!じゃあ包み隠さずオープンにトークショーしちゃうってワケだ?」
「そーゆー事!じゃあまず自己紹介から参りましょうか!皆さんこんにちは、こんばんは!Smaragdヒロインの、名字名前です!」
「いえーい!名前ちゃんかーわいー!」
『えへへ〜』
「そして俺が!月下の奇術師、怪盗キッドこと!黒羽快斗くんでーす!」


クルックー


『わーい!鳩さんも一緒だー!そしてそして!父親譲りの頭脳で数々の難事件を解決し、日本警察の救世主とも呼ばれる私の愛しのダーリン!』
「頭の切れるジョーカーの!」
「…」
『…』
「…」
『…』
「…」
『…』
「……工藤新一です」
『ちょ、ちょっと新一!テンション低いよっ!せっかく解毒剤飲んだんだからもっと上げてこ!』
「…」
『…』
「…」
『…』
「…おい」
『うん?』
「何で勝手に俺んちに黒羽が上がり込んでんだよっ!」
「まぁまぁ堅い事言うな名探偵!俺が来てやったからには盛り上げてやっからさ!」
「誰もテメェなんか招いてねーよっ!さっさと出て行けっ!」
『まぁまぁ落ち着いて新一…』
「名前オメーもだ!何で俺が気付かねぇ間にコイツをウチに上げてんだよ!?」
『えーだって今日はトークショーだし?』
「だからってコイツはいらねーだろっ!」
『いらなくないよ!快斗は今日パーソナリティーやってくれるんだから!』
「パ、パーソナリティ?」
「そーそー!んじゃ早速!俺の鮮やかな進行で進めていくぜーい!」
「おいコラッ!勝手に」
「じゃあ最初の質問!!」
「ひ、人の話を聞けーっ!」
「…名探偵」
「あん!?」
「ここは本編はあんまり関係無いって聞いたぜ?」
「はぁ?誰から聞いたんだよ?」
「天の声」
「て、天の声ぇ?」
『ほらほら!無駄話はこれぐらいにして、早速答えていこうよ!新一もいつまでも怒ってないで!』
「……」
「よっしゃー!んじゃ最初の質問いくぜ!…名前ちゃんとコナン(新一)くんに質問です。2人は学校帰りに制服デートするなら、どこに行きたいですか?どこでどんな事がしたいなど、詳しく答えて頂けると嬉しいです!」
『制服デートねぇ…新一が小さくなる前までは普通に米花駅前とかだったよね?』
「……」
『…新一?』
「あ?」
『機嫌直さない気ならNYに帰』
「わぁーったよ!真面目にやりゃあいーんだろ?ったく…」
「へへっ!名探偵タジタジだな!」
「ウルセェくろばか!」
「く、くろばかぁ!?オメー俺の事くろばかって言ったな!この推理バカ!」
「な、何だと!?」
『いい加減にしなさーーいっ!!』


ゴン!ゴン!


「「いっ……てぇーー!!」」
『新一!本気でNY帰るよ!?』
「そ、それはダメだっ!」
『じゃあしっかりしてよ!蘭にコナンの正体バラすよ!?』
「うっ…」
『快斗も!パーソナリティーがそんなんでどーするの!?早く進めないと青子ちゃんにキッドの事チクるよ!?』
「コ、コホン!…名前はどんな場所でデートしてみたい?」
『うーん、そうねぇ…あ、海!』
「海ぃ?何でまた?」
『だってなんか青春って感じがするし!』
「そーかぁ?」
「名探偵はどこでデートしたいんだ?」
「んなの特にねーよ。俺はうちで静かに本読んでる方がいい」
「あー、なるほど。要するにお前は名前と愛を育む行為を思う存分したいワケだ?」
「バッ、バーロォ!そんなんじゃねーよ!」
『あれ〜?顔赤いよ?新一』
「なっ…!」
「フッ、図星だな」
『…そうみたいね』
「〜〜っ!っざけんじゃねー!!」
「はいはい、次の質問は…っと」
『うん、なになに?』
「おい!俺を無視すんなよっ!」
「新一くんはどうしてそんなにドSなんやーい?ときめくだろ!」
『…』
「…」
「…」
『…』
「…」
「…なぁ」
『「うん?」』
「俺ってSか?」
『うん。かなり』
「それに奥手でヘタレだな」
『あ、分かる分かる!新一ってヘタレな部分あるよね』
「じゃあ俺、今日から名探偵の事ヘタレドSって呼ぶー!」
『……快斗くん、快斗くん』
「えー?」
『そのヘタレドSな新一くんが貴方に時計型麻酔銃向けてますけど…』
「……じ、じゃあ次いくか」
『うん、早くした方がいーよ』
「…えーっと、新一と快斗くんのバーローなどをヒロインちゃんに言って欲しいです。無理難題だとは思いますが、出来れば見てみたいなぁと思います」
『え、私?何で』
「ほらさっさと言えよ名前」
『えっ、何で新一がそんなノリノリなの?』
「は?気のせいだろ」
『いや、だって明らかに』
「じゃあ俺セリフ考えるー!んー…、よし!…バッ、バーロォ!べっ、別に新一の事なんか好きじゃないわ!勘違いしないでくれる!?って言って!」
『…なぜツンデレ口調?』
「何となくー!」
「早く言え名前っ!」
「あくまでもツンデレだからな!ツンデレの極意は頬を少し赤くして言うのが定説!」
『…やだと言ったら?』
「拒否ったら今日オメーを廃人にし」
『分かったからやめて!』
「やっぱドSじゃねーか…」
「おい、そこの悪党!何か言ったか!?」
「べっつに〜?」
『…じゃあ次の質も』
「おいテメェ。スルーする気か?」
『…仕方ないなぁ。じゃあいくよ?』
「「おー」」
『…』
「…」
「…」
『バッ、バーロォ!べっ、別に新一の事なんか好きじゃないわ!勘違いしないでくれる!?』
「名前ちゃんかーわーいーいー!」
「嘘つけっ!オメー俺にベタ惚れなクセに!」
『ちょっ、真面目に突っ込まないでよ!文句があるなら快斗に言ってよね!』
「…黒羽」
「んー?」
「…サンキュ」
『なぜお礼なの!』
「…新一くんかーわーいーいー!」
「うわっ!」
『あららら、いつの間に仲良くなったの?』
「俺は仲良くなった覚えはねーよ!っつーか離れろ黒羽っ!気色悪ぃんだよテメェ!」
「名前ちゃーん!ヘタレドSな新一くんが虐めるっ!」
『ちょっ、離れてよ快斗っ!』
「おい黒羽」
『ひっ…!快斗後ろ、後ろ!』
「え?…ひいっ!」
「テメェ、俺の女に抱き着くとはいい度胸じゃねーか…」
『新一落ち着いて!ね?今日はみんな仲良くしないと』
「黒羽」
「は、はい?」
「あと1回、名前に変な事し出かしてみろ。テメェを男から女にしてやるよ。このハサミでな…!」
『「ひいっ…!」』
「つ、つ、次の質問いってみよーか!」
『そ、そうね快斗くん!』
「え、えーっと…し、新一くんへ質問です!」
『ほ、ほら新一に質問だって!と、とりあえずさ、ハサミは置こう?ね?』
「……」
「…名前ちゃんと結婚したら新居はどうするんですか?やっぱり工藤邸ですか?」
『あ、それ私も気になる!』
「…新居は」
「ストーップ!!」
『「えっ?」』
「そこから先はNGらしいから言うな、名探偵」
「はぁ?何だよNGって…」
『そうよ快斗!何で言っちゃダメなの?』
「さぁ?理由は知らねーけど、例の天の声がそう言ったんだよ」
「…オメーさ」
「へ?」
「1回医者に診て貰った方がいいんじゃねぇか?その腐りきった脳みそ」
「は!?」
『うんうん、その方がいいよ』
「えっ!?」
『あ、新一。有希ちゃんにいい病院知ってるか聞いてみる?』
「ちょ、」
「じゃあ今電話してみるか?」
『うん、お願い新』
「勘違いすんな!俺はまともだっ!!」
『「……」』
「つ、次だ次っ!えーっと名探偵に質問!」
「またかよ」
「ピンクシャツと赤ポロシャツ、どっちが着てみてしっくりきた?(笑)」
「テメェ、最後笑ったな…!?」
「ち、違っ…!た、助けて名前っ!絞め殺されるぅ…!」
『新一ダメだよっ!落ち着いてっ!快斗は悪くないの!貰った質問にも文末に(笑)が書いてあったんだから!』
「じゃあ何だよこの最後の(笑)はっ!」
『知らないわよ!細かい事はいーから早く質問に答えて!』
「…赤ポロとピンクシャツだぁ?」
『うん!ほら、私誕生日にプレゼントしたじゃんピンクシャツ!赤いポロシャツは有希ちゃんがスイスからわざわざ送ってきて…』
「あー、そういやまだ両方着てねぇや。だから答えらんねぇ」
『……うわぁぁあぁん!快斗ぉぉっ!』
「や、やめろ名前っ!俺は女になりたくな…ひっ!」
「…さぁ黒羽。俺の名前に抱き着いた罰だ…。今日から男やめろ」


シャキーン、シャキーン


「わわわ、待て待て!は、早まるな!そもそもさっきのは名前が…!」
「死刑囚の言い訳なんざ聞いても意味がねぇんだよっ!!」


ザクッ!


「うわっ!め、名探偵がシザー探偵になったぁーーっ!」
「逃がすか黒羽ぁーっ!」
『………なんか2人共どっか行っちゃったので、続きはまた次回という事で…』


bkm?

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