65回目のseasons

響く叫び声 たった一瞬のことだけど
いつか届けたい 海風にのせて届けたい

降り注ぐ「和」の涙
感じられる「差」の微笑

燃え上がる空が 僕らの心を焼き尽くしてしまった
もう一度歌おう 僕と君との自由と恋のエチュードを

探し歩く僕 可愛い君の笑顔の姿
僕のためにだけ 笑うピアノのような声

もう会えないのかな
光ささないのかな

川沿いの木の 紅葉が1つずつ散って消えてくような
僕の涙も 一緒に消えていってしまえば楽なのにね

白く舞い落ちる 儚く溶けてく牡丹雪
気が着けば今 雪が頬に落ちていく

涙も落ちていく
誰も知らないけど

桜の花から 日の光が差し込んできました
君が大好きな この花をいつでも、永遠に見ているから

あれからもうすぐ あの暑い夏から65年がたつ
祈り続けます 君のために、「さよなら」

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