骸ツナ(re!)
2014/06/09


君の馬鹿さ加減には呆れてものも言えません。僕は何度も言ったじゃないですか。

そのたびへらへらしてるから、こんなことになるんです。素直に僕に従っておけばよかったのに。

切られた円い爪が僕の眦をかすめた。薄い唇が弧を描く。

は? 何言ってるんですか、僕は泣いてなんかいませんよ。


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