喉→欲求
※ピロートークセフレデングリ※





「お前の合図って分かりやすいよなー」
「セックスしたいって?」
「そうそう。まぁ、あからさまだから分からない方がおかしいかもしんねぇけど」
「グリーンの喉仏が美味そうだからな。いつも思ってるけど」
「そのちょっと観点のズレた変質的な所は嫌いじゃない」
「誉め言葉として受け取る」
「どうにでも」
「いや。でもほんとなんだぜ? どうしてそんな美味そうな形と膨らみしてんのかなぁ」
「遺伝子レベルな話に疑問持つなよ」
「別に下は形も大きさも普通なのに。よっぽどこっちの魅力の方が大きい」
「……」
「あでっ。怒るなよ。誉めてんのに」
「何か、男として今の発言は許せなかった」
「俺が口で咥えられるジャストサイズで良かったよ」
「侮辱してんのか」
「とんでもない。俺は幸せだなって思った」
「セフレに幸せもへったくれもねぇだろ」
「馬鹿言うなよ。グリーンとセフレであることが何より幸せだっつってんだ」
「それは縁ってことか」
「まぁね。それに近いんじゃねぇの」
「恋人って枠に入るような性格じゃねぇしなー俺達」
「よっぽど今の関係が気に入ってるだろ? グリーンもさ」
「そりゃな」
「だったら良いだろ。心地よけりゃ」
「そんなもんか」
「そんなもんだろ」
「人生って?」
「生きるってことがだ」

 そしてグリーンの喉に降って来た、デンジの唇。



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 ユルくダルく歩めよ生涯!

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