( 血と血と甘さに殺される )


 ※捏造設定満載でお送りします。まずコウジュンの二人が20歳です。コウキはシンオウ地方現チャンピオンで、ジュンはクロツグさんの後を継いでタワータイクーンになってます。さらにコウキは定期的に血を飲まないとダメな人になってますので、苦手な方は注意してください。
 ひーたんへ HAPPY-BIRTH-DAY!!!






 今まで我慢出来たんだ。だからきっと大丈夫。きっと。

 そうやって言い聞かせる自分が情けない。両手で握るモンスターボールが震える。上体を屈めてそのボールに額を押し付ければ、深く深く息を吐いた。心臓にギリギリと針金が巻き付いているような痛みと喉の渇き。こんな大切な時にタイミングが悪い。笑みが浮かんだ。しかしその頬には、汗。
 遠くから大きな歓声が聞こえる。僕と、僕の大切な幼馴染の登場を心待ちにしている観客達だ。もう時間が迫っている。行かなければならない。バトルフィールドへ。


 史上初。シンオウ地方チャンピオンとタワータイクーンの頂上決戦。


 それはもう盛大な謳い文句と共にシンオウ中に広まり、チケットは販売直後一秒で完売。総勢五千人の人々がこのスタジアムに押し寄せている。他地方でも稀に見る規模らしい。しかしそんなこと、どうでもいい。クダラナイ。僕にとって。
 ジュンと戦える。その事実だけが胸を昂揚させた。ジュンが自分の父親を破り、タワータイクーンに正式に君臨したのはつい先月のこと。その報せをチャンピオンの執務室で聞いて、ガッツポーズをした記憶はまだ頭に焼き付いている。本当に、嬉しかったのだ。そしてすぐに連絡を取った。チャンピオンになってからというもの、指で数える程度でしかジュンに会えなくて、その少ない機会を全てポケモンバトルへと当てていた僕達は、相当のバトル狂だ。自覚してる。
 ジュンがタワータイクーンの座を目指すと言った時、相当驚いたものだ。てっきり、彼は僕の座に喰らい付いて来るのかと思ったから。そんな思考回路なんてすぐに見抜かれてしまったようで、決意を秘めた瞳で、彼は言い放った。
 迷いなど欠片としてない。

「俺はコウキを追いかけたりなんかしない。俺とコウキは対等でなくちゃいけないんだ。だから、タワータイクーンになって、それからもう一回バトルを申し込む。―――チャンピオンのコウキに」

 頂点同士になれた時、初めて僕とバトルする権利が与えられるのだ。
 と彼はまるで自分に言い聞かせるようだった。その時、僕は初めて気がついたのだ。僕がチャンピオンになったという事実が、僕とジュンの間に決定的な溝を作ってしまったことに。しかしそれをジュンは埋めようとしていることを悟った。そうして、またもう一度、視線も何もかも同じ高さでもう一度、ポケモンバトルをしようと。そう言ってくれている。
 涙が出る程嬉しかった。僕とジュンには、どんなに切られようとも切れない絆があることを理解した。



 だからこそ、今日のバトルは何よりも楽しみにしていたのに。ずっとずっと、心から待ち望んでいたのに。こんなの、酷いじゃないか。今まで幼馴染をしていて、ジュンには絶対に気付かれまいとしてきた僕の性質。幼い頃からそうだった。皆が飲んでいる水やジュースでは補えきれない「渇き」が襲う。初めはどうすれば良いか分からなくて苦しくて、母を酷く心配させた。けれどある日、草むらで指を切ってしまって、その傷口から滲み出てきた鮮血に目を奪われてから全てが変わってしまった。無意識に指を口へ近付ければ最後、その味に舌が触れた瞬間、今まで襲って来ていた渇きが薄れたことに気が付いた。そこからは無我夢中で自分の指を吸い続けた記憶がある。これだ、と実感した。
 僕にはどうやら血を飲むことが必要らしい。それを自覚してから渇きが来た時は自分の血を吸うことで対処してきた。しかし大きくなればなるほど血液の量が足りず、自分で自分の血を飲むことに限界が訪れ始めた。ポケモンを連れて旅をしていたあの頃はまだギリギリ大丈夫だったものの、チャンピオンになって数年経ってから、自分の血液だけでは耐えきれなくなった。
 チャンピオン権限を使って、リーグに併設されている総合病院の優秀な医師に事情を密かに説明すると、血餅(けっぺい)を定期的に与えてもらえるようになった。赤々しい血の塊を口に含めば、自分の血を飲んだ以上に喉が潤うことが分かった。血清も飲んで試してみたがダメだった。どうやら赤血球成分が必要らしい。色々と僕の身体をあらゆる方法で調べてもらったがこの特徴的な体質の原因は何も判明出来なかった。

 そうやって何とか自分の血を吸わずに済むようになったものの、血餅を入手出来る時と出来ない時があることが分かった。何とか医師が善処してくれていることは分かっているのだが、どうしても手に入らない時は正直辛くて仕方がない。手の震えが止まらなくなり、視界が眩む。下手をすると立っていられなくなる時もあった。その時は仕方なく自分の指を切って少量の血液で間を持たせ、血餅を得られるまで待つしかない。
 まるで吸血鬼のようだ。血が欲しいだなんて。でも僕は誰かの首筋に噛みつこうだなんて考えたことはない。だからあんな化け物とは違うのだ、と言い聞かせた。それも虚しいものだったけれど。

 そして運悪く、今はその血餅が手元にない状態で、禁断症状が出始めてしまった。しかし今回ばかりは引き下がることは出来ない。いくらどれほどの体調不良であろうと、僕はバトルフィールドに立たなければならない。義務だ。命令だ。神様から与えられた、唯一のチャンス。僕と同等の立場に上り詰めたジュンとの真剣バトルが出来る、チャンス。棒に振ってはならない。急がなくては。一際、大きな歓声が聞こえた。時計をみやればもう十分前だった。もう僕もジュンも舞台に立っていなくてはならない。急がなくては。手持ちのボールが付けられたベルトを一撫でして確認し、立ち上がる。頭の奥の奥が痛みを訴えたが無視をした。机に置かれていたペットボトルの水を一気飲みした後、応急処置にしかならないが自分で自分の指を噛みちぎる。それを咥えて部屋を出た。少し、痛みが引いた。
 バトルしている最中は血を舐めることすら許されないだろう。カメラも回っている。僕達のバトルは全国的に放映されるらしいから、一つのミスも許されない。大丈夫だ。いつもなんだかんだいって、この症状が出てきた時は何とか乗り越えてきたのだから。深呼吸しろ。

 五千人の観客の渦へと飛び込んだ。その先に待っているのは、ジュンだ。








 タワータイクーンの座についたのは、ただのスタート地点に過ぎなかった。

 コウキがシンオウ地方チャンピオンになって、でもそれがどこか当然のように感じていた俺がいる。認めていたんだ、あいつの強さを。けれど違和感が残った。どこか、心の底で納得していない自分がいる。コウキがチャンピオンになったことに対してじゃなく、自分自身に対してだ。それをどんどん掘り下げて考えて気が付いた。だって俺は、何もしてなかったのだ。コウキが強いと認めて、ただそこで止まっていた自分がいる。かつてシンオウ地方を襲った脅威も、結局のところコウキが解決してしまった。チャンピオンの座にまで昇り詰めたのも、コウキの強さの賜物だ。それだけの理解だけで、俺は止まっていた。

 俺は一体何をしたいのか、全く何も考えていなかった。

 コウキとのバトルは楽しい。出来れば毎日していたいくらいだった。でもあの時の俺のままじゃダメだったのだ。だから制約を付けることにした。次にコウキにバトルを挑むのは、タワータイクーンになってからだと。親父を抜いてその座に君臨した時、シンオウチャンピオンに正式にバトルを申し込む。これしかないと思った。
 コウキと俺の立場差をどうしても埋めたかった。埋めなければ、俺はコウキとバトルする資格がない。その一心だった。その決意表明をコウキにしてから、ただでさえ数少ないコウキとの会合もポケモンバトルをしないようにした。まだダメだと言い聞かせた。コウキはどこか寂しい笑顔を伴っていたが、俺の気持ちを汲んでくれていることが良く分かった。チャンピオンの責務は重い。俺とのバトルが唯一の楽しみだと言ってくれていたコウキを覚えている。それでも、俺はバトルをしなかった。

 そうやって親父との最終決戦。打ち勝った時は何が起こったのか良く分からなかったが、バトルタワーの皆が祝福の拍手を送ってくれて、やっとのこと現実に帰って来た。そして思いっきり張り上げた声がコウキへ届けば良いと願った。その直後、彼から電話が掛ってきたから、本当にそれが叶ってしまったのかと思ったくらいだ。本当は情報がどんどん色んな所に流れてコウキの元まで届いただけだったのだけれど。

「おめでとうっ、ジュン!」

 コウキにしては珍しく、落ち着きの無い声だった。それが何だかおかしくて、おかしさついでに涙が零れて止まなかった。
 本当にタワータイクーンとして君臨することが出来る。つまりこれでコウキにバトルを申し込むことが出来る。正式に。やっと一つの山を越えた。それからの俺は怒涛の如く忙しかった。各テレビ局で引っ張りだこになるわ親父からの引き継ぎ業務でてんやわんやしたものの、バトルタワーの責任者に予め、コウキとのバトルステージを作ってくれと頼んでおいた甲斐あってか、一ヶ月後にバトルすることが正式に決まった。嬉しかった。心の底から。
 コウキに勝てるか負けるか。そんなことはどうでもいい。コウキとバトルが出来る。かつて、ポケモンを初めてもらって互いに切磋琢磨していったあの時代が蘇る。ぞわぞわと自分の中で爆発しそうになる何かが競り上がってきた。緊張して手汗も滲み出る。けれど信じて俺についてきてくれたポケモン達がいるのだ。まさしく、百人力。
 五千人の大観衆が終結しているフィールドへ、足を進める。その先に待っているのはコウキだ。俺が戦いたいと願ってやまなかった、コウキだ。シンオウ地方現チャンピオンにして俺の大切な幼馴染。

 無意識に唇を舐めて、大舞台へと飛び出した。










 結局の所、こうなることはどこかしらで分かっていたのかもしれない。

 互いに、手持ちは最後の一匹だ。僕はゴウカザル。彼はエンペルト。幼い頃にはタイプ相性なんて分からなくて、実は僕はジュンに対して不利なタイプのポケモンを選んでいたんだなぁと旅の途中で実感した記憶がある。懐かしい。自然と笑みがこぼれた。全身は汗だくだったけれど。

「エンペルト、ハイドロポンプだッ!」
「ゴウカザル、インファイト!」

 迫るゴウカザルをエンペルトが見極める。おそらく、ギリギリまで引き寄せて水タイプ最強の技を放つ気だろう。それに対してゴウカザルは後に退くような真似はしない。二匹とも疲労の色が強いのに、瞳に宿す闘気だけは絶対に落とすことはない。
 どちらの技かが命中すればそれでバトルは決する。息をのんだ。こんなバトル、久しく味わっていない。相手の思考を常に読み続けなければならない集中力に、咄嗟のポケモンへの指示が全てを左右してしまうこの感覚。チャンピオンの雑務に忙殺していて、忘れかけていた。挑戦者も僕の所まで辿り着ける人がなかなかいなかったせいか、血の湧くようなバトルの感覚が埃をかぶって眠っていたようだ。

 やはり、ジュンは最高の幼馴染で、最高のライバルだ。

 ギリギリまで接近したエンペルトとゴウカザル。技を放ったのは両方同時だった。ハイドロポンプをまともに受けてしまったゴウカザルに、インファイトを腹部に直で受けてしまったエンペルト。両方が両方共、大きく後ろへと吹っ飛んだ。技と技のぶつかり合いで生まれた波紋がこのフィールドの空間を駆け廻る。これほどいる観衆の誰もが沈黙してしまった。それよりも必死に、このバトルの結末を追っていたのだ。瞬きなど誰もしていなかった。
 ゴウカザルもエンペルトも仰向けに倒れて動かない。手持ちはもう互いに尽きている。この二匹のどちらかが立たなければ勝敗を決めることは出来ない。ゴウカザル、立て。と心で念じた。おそらくジュンも同じ想いであると思う。

 しかし数分経っても二匹は動かなかった。勝敗のことで頭がいっぱいになっていた僕だったが、ハッとしてジュンを見た。まるで息が合ったかのように、彼もまた僕と視線を合わせてた。互いの表情は一致している。これはまずい。あまりにポケモンが静止し過ぎている。互いに体力が尽きていることは分かっていたのに、勝敗にこだわってしまった。いけない。ポケモン達が危ない。

「審判、確認を!」

 僕とジュンが同時に叫んで、やっと沈黙の空間が破られた。
 現チャンピオンと現タワータイクーンの怒声に、審判が我に返ったように反応した。おそらく彼もまたこのバトルに魅入っていたのだろうけれど、本来の仕事を忘れてもらっては困る。僕とジュンはフィールドに足を踏み入れてはいけない。その瞬間に、このバトルは何も意味が無かったものとなってしまう。第三者が公正に判断する必要があった。
 二名の審判がそれぞれ、エンペルトとゴウカザルに駆け寄った。二匹の容態を確認し、白い旗が上げられる。両方とも戦闘不能だ。つまり、鮮やかな引き分け。
 直後、会場中が歓声に沸いた。バトルの終わりが告げられたからだ。史上初のチャンピオンとタワータイクーンのバトルは引き分けという結果。瞬間、ふっと集中していた神経が切れる。思わず笑みが零れた。


 思いっきりジュンが手を振っている姿が見える。そしてすぐ建物内へと引き返していった。おそらくこちらに来るつもりだろう。その前にこの「渇き」をどうにかしなければならない。すぐに僕も引き返して、すぐに近くのトイレへと駆け込んだ。急いで自分の指にまた歯を突き立てる。応急処置にしかならなくても、おそらくジュンと会話する間くらいはもってくれるだろう。バトルで疲弊して、単純に水分補給をしたい想いが強くなっている。どちらにせよ何か飲みたい。
 血を吸い上げて、すぐに絆創膏を張り直した。少し気分が落ち着いた気がする。アドレナリンというものは恐ろしい。あれほど表に出ていた禁断症状が、バトルが始まった瞬間に引っ込んでしまった。興奮状態というものはある意味で最強の薬だな、と実感する。終わってもしばらく消えない高揚感のおかげで、もしかすると案外今日は血餅を服用せずとも大丈夫な気がしてきた。

 自分の控室に向かえば、もうジュンが到着していた。いきなり抱きしめられる。

「やったぜコウキ、引き分けだ!」

 またこれで、コウキとバトルしなくちゃならなくなった!

 と心底嬉しそうに告げる。はしゃぎようが純粋な子供のようで、僕にも笑顔が映った。確かに、こんな結果じゃぁ次もまたバトルしなければならないだろう。世間へのパフォーマンスに利用されようとなんだろうと、僕はジュンとバトルさえ出来ればいいから関係がなかった。
 とりあえずソファに座ろうか、とジュンをなだめて一緒に並んで用意されていた黒革のソファに並んで座る。言いたいことがたくさんあるんだ、とジュンが胸から溢れて止まない言葉を吐き出そうとしていることが良く分かった。それを聞くのが僕の役目だ。彼がタワータイクーンになるまで一切のバトルを禁じていたせいか、ジュンとこうやって交流することすら久しく思える。きっと僕達はポケモンバトルを通じてコミュニケーションを取っているのだろう。無意識の内に。
 彼の放つ会話に相槌をいれながら、どんな道のりを彼が歩んできたのかを聞いて、それで今日は終わるはずだった。興奮が冷め止まない、まるで夢のようなバトルを胸に刻んで、そのまま一日が終わっていく。それで良かった。それ以上、何も無いはずだったのだ。


 僕の鼻を優しくくすぐる、甘い血の匂いがした。



 ハッとする。直後、先ほどまでマシンガントークが止まらなかったジュンが、「いってぇ」と口を押さえた。

「やべ、口ん中切った。ちょっとタンマ、コウキ」

 おそらく、舌を使って傷口を舐めているのだと思う。眉間に皺を寄せながらモゴモゴと頬を動かし、右手の平を向けてくるジュンに、僕の全身が警告を発した。まずい。嘘だろ。こんな時に。
 ドグン゛ッと嫌な音が心臓から届いた。待て。違うんだ。僕はジュンの血なんて欲しくない。彼は幼馴染だ。彼はライバルだ。そんな存在の血を、欲する訳がない。欲してはならない。頼むから。違う、違う!

「コウキ、どうした?」

 キョトンッ、とした表情で、青ざめている僕を見て来たジュンの肩を反射的に突っぱねた。近寄るな。ダメだ。逃げろ。ジュン。この部屋から。僕の目の前から。今すぐに。じゃないと。僕は。

「おいッ、大丈夫か、顔色真っ青だぞ?」

 僕の異常な様子に、慌ててジュンは近づいて来た。逆効果だ。止まらなくなるじゃないか。止めてくれ。彼が伸ばしてくる腕を僕は払わなければならなかった。――――本当なら。

「っ、ジュン」

 頭の中のせめぎ合いが爆発する。乱暴にジュンの腕を掴んでそのまま抱きしめるように抱え込めば、体勢を崩したジュン諸共僕は尻餅をつくハメになる。え、と声を零し、再度僕へ顔を向けて来たジュンの後頭部を鷲掴みにした。そのまま力任せにグイッと引き寄せると痛みに顔をしかめたジュン。そんなの一切見て見ぬふりをして、僕は彼の傷口目掛けて舌を突っ込んだ。合わさることになった唇の感触なんて、味わうこともなく。

「!?、んぅっ」
「はぁ、あ、ごめん」

 舌先で傷口を抉る。とてつもない血の甘さに全身が歓喜した。何度も何度も、ハタから見ればキスをしているようにしか見えないのに、今の僕はただ単純に本能に負けていた。性欲じゃない。ただの血への欲望だけだ。そんなこと、ジュンには一切分からないだろうに。



 ジュンの血の味を覚えてしまった。もう幼馴染でもライバルでもいられない。








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久しぶりのコウジュンでした。うおっほい。
ハッピーバースディ!ひーたん!おめでとう!
プレゼントがこんな趣味満載のコウジュンでごめん。そして結局吸血鬼ネタでなくなってごめん。色々と期待裏切った感がいなめない。
そして深夜テンションでこれまた一気に書き上げてしまったものだから、日本語多々おかしいかもしれない……うごあ……
こんなもんでよろしければどうぞ煮るなり焼くなりお好きにー!
もしかしたら続きとか書くかも。その時はよろしく(笑)
コウジュンクラスタをもっと増やそうぜ!
チャンピオンなコウキもタワータイクーンなジュンもうまいです。
そして気がついた。コウジュンはもしかすると一番色気があるのかもしれないことに。
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