拍手感謝!【DMCダンテーズがMHプレイ中】


「見事に赤いのが揃ったな」


一番中年のダンテである髭こと、4ダンテが皆の装備を一瞥して率直にいった。


ネロが最近始めたというゲーム、Monster Hunter。

ネロが必死になってやってるところにちょっかいかけるのが面白くて、

横で見ていたら、まぁ、性といいますか、つい店頭で見かけて買ってしまったのだ。


皆少しずつ違っても元やはりダンテはダンテ。

ふと気づいたときには皆がゲーム機とソフト持っており、横で見ているバージルは深くため息をついていた。



「ひと狩りいこうぜ」



若のそのかけた言葉で今回集まった4人。


「初代は亜種ギギネブラ装備とか、ヘタレのくせにまんまじゃねーか!」

「だって、今の服っぽいだろ?」

「ヘタレ否定しろよ」


プレイ時間数が一番少ないヘタレ代表がいう。

ちなみに彼はトライからデータを引き継いだらしく、水中戦が無いことに嘆いていたとか。


「とか言いつつ、若は若でリオレウス一式とか、どんだけ火属性バカだよ!」

「なっ!バカ言うなバカ!」

「Le,ts rock baby?」

「Ha! come on!!」

「はいはい、若いの同士挑発すんなよー」


ちなみに若のオトモアイルーの名前は「バージル」である。

ブラコンか。

髭がやれやれと言うように首を振ると、ふと横に座って黙々と連続討伐をしている
2様が目に入った。


「何してんだあんた・・・」

「すまない、これて終わる、もう少しまってくれ」


真っ赤な赤死神装備、基マギュルS装備が異様に目に入る。

まず、俺たちより一番遅くゲームを始めたくせにこの人が一番プレイ時間長いと言うのが驚きだ。

横耳でで討伐クリアの音を聞き流しながら髭は自分のゲーム画面に目を移した。
ちなみに自分は女キャラでいろいろ組み合わせてつくった赤バニー装備だ。


ごたごたあってやっとこさ皆が集会浴場へ集まる。





「さぁて、悪魔と一狩りいこうぜってか?」



そう呟いた後、
なァに上手いこと言ってんだ、と、若い連中にこづかれたのは言うまでもない。

おなじみのクエストスタートの音が事務所内に鳴り響いた。





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