プロローグ



「なんなのこの子...」
「気味が悪いわ」
「化け物が来たぞー!」
「あっちいけー!!」


なんで、そんなこと言うの…?





『ゲホッゲホッ…うぅ...』


「たて。立つんだ創壊!貴様はそんな所で止まっている暇はないのだぞ!!」

『うぁっ…ゲホッゲホッ...オエッ』


「立て!立つんだ!!」


くるしいよ...


いたいよ……


「× × ,あっちに行くわよ」
「う、うん...」


たすけてよ…






「役立たずは要らん。お前はもう用無しだ」







「結局帰ってきたわよ」
「やっぱり呪われてるのよ...!」
「あんな恐ろしい子,嫌だわ」


わたし、怖くないよっ...!!



「お前はここで過ごすんだ。」




いやだ...出して!だしてよ...!!







「出ろ」




眩しい...



「今日からお前はこのアパートで1人で生きていくんだ。いいな?金銭めんとかは...仕方ないから出してやる」


1人で...生きるの...



「お前のような化け物がいたら孤児院の子供たちも私たちにも危害が及ぶ。」


そんな事しないよ……








『__...?妹…?』


助けなきゃ…


そしてアイツらを……


《「やーい!バケモノー!」》
《「××、アッチに行きましょう」》
《「う、うん...」》
《「役立たずは要らん。お前はもう用無しだ」》
《「お前はここで過ごすんだ。」》
《「お前のような化け物が居たら、孤児院の子供たちも私たちにも危害が及ぶ。」》


アイツらにっ…!!


復讐してやる...




まってて、__。必ず救い出してみせるから……


『__をあの地獄から救い出す。それが私に出来る唯一の償いであり、存在意義だ。』




“Revenge is mine”


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