※ちょっと下ネタ




「なに」
「んー?」
「この手はなによ」
「俺の手」
「そうじゃなくて」
「あー落ち着く」
「ちょっと…っ」


あー落ち着く。ほんまに落ち着く。俺はなまえのおっぱいに手を当てている。そしてたった今すこしだけ揉ませていただいた。平均的な大きさは俺を心底安心させる。
あわよくばこのまま、とかそんなことだけを考えているわけではない。考えてるけど。ああ、おっぱいってなんてしあわせな物体なんだろう。俺、自分におっぱいがついてたらたぶんずっと触ってるわ。


「あー落ち着くほんま落ち着く」
「、くら」
「なん」
「やめて」
「なんで」
「や、やだから」
「ウソはアカンで」
「やだ」
「したくなっちゃった?」


後ろから抱えこみながら耳元でささやく。途端に真っ赤な顔をして、俺のことを上目遣いに見た。うっすらと浮かべた涙をゆらゆらと揺らしている。「ばか!ちがう!」なんやこいつ。めっちゃかわええ。可愛すぎる。とりあえずチューしたい。


「なまえ」
「や、だ」
「こっち向いて」
「…」


くい、と顎を引けば抵抗はなく、固く閉じた目とくちびるにひとつずつキスを落とす。よっしゃ。いただきます。



発情期
2012/12/13



 
ごめんなさい。
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