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● 幸福インタビュー
 昨日の朝、移動中の電車のなかでブログ書いたらいろいろと書き忘れていたことがあったので、改めてすこしだけ小説の補足です。ていうか一話目をアップしたときに書くのを忘れてたんで、今更書くのもアレですが、『Crime and Punishment』は、DC2のカナタマグッドエンドが前提になってます。私、カナタマ好きなくせにあんまりカナタマ書いてない気がするんですけど、このシリーズはわりとがっつりカナタマです。私はわりとカップリング固定派なので、きほんてきにはカナタマで、カナエが死んでる場合はトキタマです。ストライクゾーン、激☆狭いよ!!(……)

 タマキ君って、本編ですごく真っすぐで穢れを知らない太陽のような明るい存在っていう描写が多いなか、DC2の15話カナエルートでのアマネに嫉妬してるところが私はすごい好きで、そういうタマキ君の聖人君子じゃない人間らしい感情がいちばん出てるのってカナタマなんじゃないかな〜とおもってなんかものすごくキュンとしたので、前回アップしたオミタマ小説ではそこを書きたくて書きました。カナエはじぶんが無価値だと考えがちなひとだけど、アマネにもレイにもタマキ君にもものすごく愛されているので、もっといろいろと自覚したほうがいいとおもいます。

 自作について語るのもアレだな〜っておもうんですけど、小説の本文に書くと説明がくどくなりそうで省略した私の間違ったキャラクター観についてちょっと書いておきますと、カナエは誰かの所有物であることも幸せだよねっていうひとで、で、たぶんヒサヤもじつはオミから所有物扱いされても平気なひとだとはおもうんですけど、でもオミは元来すごくちゃんとしたひとなので、ヒサヤを物扱いすることなんて出来ないしする気もなくて、そしてヒサヤはオミのそういうところが好きだったんじゃないかな〜っておもいます。オミは誰かの所有物であることが幸せっていう考えが理解は出来るけどじぶんはそうは考えてないっていうひとで、タマキ君はそういう考え自体が理解出来ないしやめろよカナエってかんじかな。J.S.ミルの幸福論で「満足した豚であるよりは不満足な人間であるほうが良く、満足した愚者であるよりは不満足なソクラテスであるほうがいい」っていう有名な言葉がありますけど、カナエは満足した豚とか愚者でも良いタイプで、オミは不満足な人間やソクラテスであるほうがいいとおもうタイプなのかなっておもいます。カナエって思考放棄しがちなあんまり正しくないひとだな〜っておもうんですけど、だけど、そこが好きです。(?)
2014/04/13 18:55

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