▼一人前になるまでの過程

一人前、つまり門番になる前までの話。
その時は毎日のように母や父による特訓があり、ちょっとした地獄メニューでした。
簡単に説明すると、『破れた世界』でのあの世とこの世を往き来する魂の裁判を行う『生死の門の番人』の後継ぎになるための特別メニューなんだとか。つまりはケルベロス
父は緩いけど、母は容赦が無いので(笑)母の作ったメニューで特訓する時は死にかける事が多かったみたいです。常任では到底耐えられない内容らしい。
因みに大晦日は審判日。月牙はまだ『破れた世界の門番』として半人前だったので。もしもこの時の判決が『罪』であれば、新しく門出を迎えることが出来ずに死んでました。審判中は一年を振り返られ、意識を無くした状態で審議されるので、31日は目を覚まさないとか。実際は31日だけでなく、3日程目が覚めない事が多いらしいけど。この期間は審判の長さによって変わっていたようです。

審判中は意識が飛んでいるけど体とは微かに繋がっているので無意識の内に他者または自分を攻撃していることもあったので、アルディーのときはそういった理由から。





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