玄関初見小説記録

むかしむかし
先日までシスター年下パラレルのシスターの過去を書いていてふと自分の小さいころを思いをはせ、ちょっとした気がかりがあるのでここに書いてみたりします。実のある話ではないので読む必要は特にありません。

昔々、小さいころの私は絵にかいたようなおんぼろアパートに住んでおりました。
非常に壁が薄くちょっと大きな声を出すと隣近所の声が筒抜けになる状態でございました。
そんな我が家の隣には明らかに893とわかる外見と口調のおじさんとフィリピンかタイの方から来日されたと思われるお姉さんが住んでおりました。
恋人か夫婦かそれ以外の関係かは分かりませんが、この二人は毎晩のように口論をしていました。壁が薄いからもう筒抜けでして酷い時には眠れないほどの大喧嘩で時折物が物が飛び交う音も混じっていたりしました。そして何がすごいって片や日本語、片や外国語で喧嘩を成立させていたことです。実はお姉さんの方は日本語が殆ど話せませんでした。お互いかたくなに母国語しか話していないのによくもまあ頻繁に喧嘩ができたものだと思います。怒りや憎しみは言葉の壁を乗り越えるようです。
そんなご近所迷惑なお二人ですが、ある日忽然と姿を消しました。前の晩まで喧嘩の声が聞こえていたのにいきなり声が聞こえなくなったのです。引越しした形跡もないのに中の人だけが消えました。


あのお姉さんが今も無事にご存命なのかが気がかりでなりません…。


さてここからは気を取り直して拍手ご返信です。

>マヨさん
メッセージ有難うございます!
マヨさんだけしか知らなかった「可哀想なシスター」は拍手お礼になってしまいました。でも読んでくれる人がそんなにいないからまだそれなりに独占状態ですよ(苦笑)
そして年下パラレルも読んでいただけましたか!悪乗りの産物である分隊長を肯定していただけて嬉しいです。ファンクラブまで作っていただけるなんて分隊長も草葉の陰できっと喜んでいますよ。親衛隊長は年下シスターが務めたいそうです(笑)
またお好きな時に来て下さいね。いつでもお待ちしています。


拍手だけの方も有り難うございました。心の支えにしております。

2012/10/22 23:37

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