アンリ・クルーシェ(henri)
2074年フェンリル極地化技術開発局入隊。特殊部隊ブラッド所属。ブーストハンマー、ブラスト使い。
桜色の髪に透き通った桃(赤に近い)色の目をした19歳の男の子。キトリー同様に二本の赤いピンをつけていて、頭頂部から前方にかけて髪が一房ぴょこんと浮いている。身長は178cm(+アホ毛数cm)。
性格は大らかで世話好き。怒る時にはきっちり怒り、甘やかす時にはひたすらに甘やかす。
感受性が強く人の気持ちの変化には敏感なのだが、いかんせんその情報を上手く処理することができず「あれ、なんかいつもと違うなー」くらいにしか考えず、結果的に鈍いと言われる残念なお兄さん。体調の変化などはすぐに見抜ける分、余計に残念がられる。
ブラッド入隊直後は妹同様ただのド素人だったが、持ち前のセンスと同期のナナとの訓練の甲斐あり、早期からなかなかの成長っぷりを見せていた。
状況把握は素早いのだが立ち回りに関してはまだまだ未熟な部分が多く、またすぐ他人のフォローに入る傾向があったためハンマーの性質と合わせてスタミナ配分が非常に苦手だった。
訓練と経験を積んで知識と状況とを照らし合わせて動けるように、と日々努力を惜しまない頑張り屋さんでもあり、血の力に目覚めたキトリーが副隊長に任命されると誰よりも妹の支えになろうとしていた。(後にギルに任せることになるが)
実は料理があまり得意ではない。見た目は美味しそうなのだが、味が微妙。美味しいわけでもまずいわけでもない、中途半端な料理になってしまう。ただし妹にせがまれてよく作っていたココアだけは淹れるのが上手い。
キトリーほどではないが平和ボケしているところがあり、けれど順応性が高いためしっかりとした危機感を持って戦場に立っている。昔から仕事が忙しい父にはあまり相手をしてもらえず、父がいない間は妹や家族を自分が守らなきゃと思いながら過ごしていたからであり、サポートやフォローが多い戦闘スタイルもこの思いからきている。
かわいがっていた妹を取られるのは若干癪だったけれど、ギルのことはブラッドという家族として信頼しており、仲は良好な様子。
神機使いとしての仕事はともかくとして、私生活において若干キトリーを甘やかしてしまうギルを「ああ甘やかしてるなー」と生温い目で見守っている。
一度でいいから「妹はやらん」「お前にお義兄さんと呼ばれる筋合いはない!」と言ってみたいと思っている。
因みに自身はというと数多のチャンスが生まれるような立ち振る舞いをする割りに回収が下手なのでお友達止まりが多い残念具合。
一人称は「俺」二人称は「君、お前」。
何人かはさん付けで呼んでいるが、基本的には呼び捨てで呼ぶ。ついでにムツミはムツミちゃんと呼んでいる。
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