キトリー・クルーシェ(quitterie)
2074年フェンリル極地化技術開発局入隊。特殊部隊ブラッド元副隊長、現隊長。ショートブレード、アサルト使い。
桜色の髪に透き通った桃(赤に近い)色の目をした17歳の女の子。二本の赤いピンをつけていて、頭頂部から前方にかけて髪が一房ぴょこんと浮いている。身長は157cm(+アホ毛数cm)。
性格は基本のんびり屋さんでマイペース。感情の起伏が若干遅く、ぼーっとしている時は反応も鈍い。気を張っていないとうたた寝をしたりしているので、相槌を打っていても話を聞いていないことがあるという弱問題児。良く言えば肝が据わっている。
ミッション中なんかは気を張っているので(比較的)しゃきっとしているが、思考や言動のスピード感は通常とそんなに変わらず、戦闘は専ら、それなりに持ち合わせているセンス(感覚)で補っている状態だった。
最早考えるよりも行動の方が早いので、敵をダウンさせてもとりあえず一撃叩き込んでから「皆さんチャンスです!」って言ったり、アバドンなども倒してから「アバドン見つけました!(倒せた達成感に満ちたドヤ顔)」とか言ったりする。
思考より行動、は日常生活でも多々見られ、上手く言葉にならなかったら身振り手振りなどとりあえず体で表現してみたりする姿が見られる。その為、不意の出来事で慌てたりするとまず体が動いてしまって周囲の物や人にぶつかることが多い。
ブラッド入隊直後はただのド素人で誤射の回数も空振りの回数も多く、神機の形態を切り替えるのにももたついたり、移動中にすっ転んだり、段差が上手く上れなかったりと散々だった。知識も浅かったので、ミッション中以外はほぼデータベースとにらめっこしていた時期もあり、頼りなかった。
しかしブラッドから努力は評価されていたこと、人と打ち解けやすい性質だったこともあり色々と支えられながらも活動を続ける内に持ち前のセンスの良さから急成長。副隊長、後に隊長にまでなれるほどの実力を身につけた。
隊長になってからはきちんと頭で考えて行動することも覚え、そこそこ冷静に物事を判断できるようになった。その為、現場での仲間への指示、作戦変更のタイミング等もそれなりに的確になっており、入隊したばかりの頃に比べると確実に上達している。
また、よく被弾するギルを見てシエルに頼み込んでバレットエディットを勉強、回復弾を改良した。以降、純粋に接近戦中心だった戦闘スタイルに、合間で仲間のバイタルを確認しては回復弾を撃つという行動を加えるようになった。
因みにおなかが空くと捕喰の回数が増える。
比較的アラガミの少ない地域で生まれ育った。
決して裕福ではないけれど家族揃って食事を囲めるほどの生活ができる家庭であり、このご時勢ではほぼないであろう平和ボケをしているところがある。若干夢見がちなほどの素直な正義感や愚直なまでに仲間を信じる性質はその辺りからきているものだと思われる。
神機使いになってからは徐々にアラガミとの戦いを現実のものとして実感していくのだが、それでも根の部分は変わらないようで「みんなで帰ってごはんを食べる」を信条とし戦い続けている。
家族構成は祖母、父、母、兄。父は神機の整備士をしている。兄のアンリいわく、祖母と母は性格がキトリーに似ている。
料理のスキルはそれなりに持っており、お店とまではいかずともご家庭レベルくらいはある。ただし、極端にお腹が弱い人が食べるとたまにヴェノム状態になるという謎の現象を引き起こす。本人ですら原因がわかっていない。
仕事終わりにナナとおでんパンを食べるのが好きで、入隊して間もない頃からの習慣となっている。
因みに三度の飯とブラウニーが大好き。
ギルに対し、仲間としての好意以上の感情を抱いている。
17歳にして初恋なので若干持て余してしまうこともあるが、ひたむきに恋をしている。真っ直ぐすぎて傍から見ると少し恥ずかしいことを平気で言うことがあるが、からかわれると照れる。(指摘される程度ならあまり気にしない。)
基本的に敬語(丁寧語)で喋る。
一人称は「わたし」二人称は「あなた」。何人かはさん付けで呼んでいるが、基本的には年齢関係なく呼び捨てで呼ぶ。
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