◎水上茉莉(みなかみまり)
「友達？さあ？相手がどう思ってるか分からないし答えられないわ。」
過去に友人に裏切られたことがあるらしく人間不信になった少女。
信じたいとは思っているが傷つきたくない気持ちが強く家族すら信用していない。
その性格からか、無愛想で無口。
◎神野翼(じんのつばさ)
「特技も趣味もなくて…俺、何のために生きてるのか分かんないよ。」
何をやっても平凡で特徴もない。
幼少はサッカーをやっていたが、やはり平凡より上には上達しないようで部活に所属したりはしていない。
何をしても上手くいかないと諦めがち。
◎出雲織香(いずもおりか)
「私の世界はとても狭いわ…。まるで閉じ込められた鳥みたいね。」
生まれたときから身体が不自由で首から下がほとんど全く自分では動かせない。
抗うことも後悔することもできない生活と、介護をしてくれる両親に迷惑をかけている自分が嫌で仕方がない。
◎飛鳥龍斗(あすかりゅうと)
「誰にも分かりませんよ、比べられ続ける人生を送る気持ちなんて。」
名家の長男として生まれたが自分より優秀な弟がおり、周りから「長男のくせに」と比べられ続けてきた。
努力は才能には勝てないということを嫌と言うほど思い知っている。
◎来栖春香(くるすはるか)
「やりたいこともないのだから、才能なんていらなかったわ。」
端麗な容姿に加え頭脳明晰で運動神経も抜群で何をさせてもそつなくこなす。
周りの人間は才能を羨むが、やりたいことがない本人は疎んでいる。
真面目すぎて融通が聞かない面もある。
◎火野克貴(ひのかつき)
「どうせ信じてくれないんでしょ。みんな僕を異常者扱いして…」
幽霊の類が見えるため、周りからは気味悪がられたり苛められたりしている。
幼少は無邪気な子供だった。
友達らしい友達もできず、自虐的な発言をしたりもする
◎杠亜希(ゆずりはあき)
「最初から諦めている人のもとに、幸せは訪れたりしないわ。」
どこか人間離れした空気を纏っており、突然現れては突然去っていく。
すべてが謎に包まれている少女。