昨年のこともあり少し期待度を下げてはいたんですが、それを遥かに上回ったうえに三段跳びで超えてったくらいには面白かったです。
DX3(というかDX)がお祭りのようなもので、正直NS1もそんなテイストなのだろうと思ってNS1を見たので、期待が外れたりキュアエコーって…とか思ったりはしたんですが、NS2公開に合わせてのメージュやプリキュア新聞などでたくさん作り手側の話が聞けて。NSではゲスト主人公を軸にして、それをプリキュアが助けていく。その方向性を頭に叩き込んで見たNS2はとても面白かったので、今ならNS1もすっきり見れると思います。
でもちゃんとあゆみちゃん出してくれてありがとうございます。

ツイッターやブログは私自身は漁らずにいたんですが、TLでうっかり流れてきて「ああこの人は収録行ったんだ」っていうのは分かってはいたんですけれど、その分喋る歴代キャラをシリーズではなく単体で引っ張ってきたのが予想外でした。
梅澤Pが「その点ではキュアパッションとキュアビートの存在は大きかったですね」って言っていたのをメージュで見て、本編見てやっと言葉の意味が分かりました。自分の気持ちを相手に伝えなきゃ、って、思いだしたのがスイプリの夕日の海回で。悪いことをしたけれど言いづらい「ごめん」を、特に後押ししてくれたのが二人だと。
二世代前のプリキュアは全員喋ると思っていた、と、錯覚していた…!?
ブロマリは相変わらずで安心しましたー本当キュアマリンは!いいですね!いいキャラしてます!決めるとこ決めるマリンがいつだって好きです。しかしサンシャインとムンライが中々の大役だったのに…もったいない…。
そしてやっぱり初代ですね。初代戦闘パートでブラックと影が拳をぶつけるシーンがあるんですけど、あれブラック左手でしたよね?左で影の両足浮きましたよね?さすが!ホワイトの柔の技も見れたし、防御系ではおそらく歴代トップの守備力を持つルミナスは安定したクイーンでした。
メポミポは喋っていたんですが、ポルンたちチビッ子はさすがにだんまりでした。まあ仕方ないか…。タルトも安定のタルトでした。タルトのキャラってとても妖精側の立場だと動かしやすいというか、話も上手だし頼れるまとめ役だしボケとツッコミもひとりでこなせるし、本当いいキャラですタルトかわいい。
あとポップはてっきり喋らないと思っていたんですが、いつも通りござるした上にとんでもなく動く見せ場があってさすがお兄ちゃんクル!お兄ちゃんかっこいいクル!

ドキプリ四人がグレルとエンエンと会って、喧嘩の仲裁→理由を聞くシーンの、四人のなだめ方がなんというか、結構芯の通ったことを言っていて、当事者に寄り添うことが上手いというか、ドキプリにしかできなかった説得じゃないのかなって思いました。全員がハイスペックだけど、周りのことをしっかり見てるというか。うまく言えないんですけど。そこのありすにすごい感動して、プリキュアの黄色はあざといだけじゃないっていうのが本当……GOODキター!!でもエンエンがあの性格で泣き虫だからこそ、やよいとのシーンは見てみたかったです。

先輩と後輩ですが、ハッピーとハートの引き継ぎというか、戦隊でいう提供部分の新旧赤みたいな、まあとにかく二チームで協力したバトルがあって本当かっこいい。
スマ四人ドキ五人でコラボするには人数が…!?と思ったら国宝なおちゃんが直球勝負でもう本当に鉄砲玉というか核弾頭というかなおちゃんは国宝でした。そしてあざとイエローで組むかと思いきやサニロゼとピースソードで…!!先輩がんばっちゃうぞ〜のピースはしっかりと先輩らしく必殺技が18話バンクでした。
それにも感動したんですがビューティと一緒に攻撃する時のダイヤモンドがですね…ちゃんと敬語を使ってて縦社会…!
ドキプリ関係で映画は初めて出たものとしては、チーム名言うのとポーズでしょうか。響け、愛の鼓動!

なんというか、全体的に描写が丁寧というか。梅Pがメージュか何かでいじめを意識した話にしたと言っていて、作中のエンエンとグレルと影のやりとりはそういった場ではありえないことじゃなくて、丁寧だけれどやっぱりそこは現実味があって怖かったですね。
年を重ねるにつれ涙もろくなってはいるんですが、プリキュアが映画のスクリーンにいるだけで涙を流す人間なので、70分座って涙が出たのが6回くらい。さすがに泣きすぎ。だってEDも可愛すぎやしませんか。カメラ引きじゃないと映らないアコちゃん。六花ちゃんの手バタバタはどの子が踊るんだろう…ゆりさんだったらどうしよう…と危惧していたんですが見事に踊ったのは、水無月かれん生徒会長でした。

もう一度見ればまだまだ言いたいことは出てくると思いますがこの辺で。

ドキプリ本編が今のところ一話完結じゃなく全て次の話に繋がる伏線を持って動いていて、一週間待つのが結構辛かったりします。今日の話でどうなるか分からないですけど。もうすぐアイちゃんも出るし。でも今は特に危なげないどころか早く続きが見たいよ〜キュンキュンだよ〜のような気分なので秋映画も特に心配してないです。早く来い来い10月末。
百合フィルターつけてもいつの間にか取れてて、キャラみんな好きになって燃えて燃えて萌えまくっているのがプリキュアです。一蓮托生。

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