▼烏（からす）
白軍二年／17歳
短気な性格／心理戦が得意
一般部隊の歩兵／武器は拳銃

性格：よくいえば陽気、正確にいえば口やかましく短気。世話焼きな性分と人懐っこい点も合わさって、誰に対してもずかずか話しかけるし物もいう。ただし根は真面目なので、年上にはそれなりに敬意を払おうとする。

備考：
出身はあまり裕福でない層。豪気な母と体の弱い父の間に育った。本来なら高校に通うのも難しかったが、勉強と努力の末に特待生として入学。そのまま家の食いぶちを減らすため入寮した。白軍側に入ったのは、家で母が稼ぎ頭になれたのは開国によるものであったから。

白黒の諍いに関して入学するまで深く考えておらず、軍に入れば収入は安泰しそうだなあ程度の認識だった。だが初めて出兵した際に目の前で仲間の死を見てしまい、酷く怯えると同時に自分の考えを改めるように。それからは囮役としてでも自ら前に出るようになった。ただやはり白黒の勝利云々よりも、「仲間に目の前で死なれること」が一番怖い。

みなもさん宅の玖珂くんとは親友であり相棒。


「俺にできることならなんでもしたるわ。囮も捕虜も上等や、頭つこうたら俺はピカイチやぞ」
「なァに寝とんねん玖珂アアア！！」

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