自己紹介してみた




『んでは改めて、虹未来空っす。ハジメマシテー。あ、これ名刺っす。』

「立海大附属中学…って、お前立海なのか。」

「クソクソ!跡部と知り合いなら流れで氷帝だろ!」

『マジか。それはSorry。』

「無駄に発音いいな。」

「コイツは海外生活してたからな。それなりに話せる。」

「ホンマか。」

『うぃ。』

「つーか裏生徒会長って何だ?」

「なんや宍戸、知らへんの?タイムリーな話題やん。」

「そうなのか?」

「俺も最近よく聞きますよ。立海の裏長はどんな願いを叶えてくれる、とか…」

『ふはっ、まるで流れ星っすね。他校ではそんな風に認識されてましたかー。』

「え、実際は違うの?」

『全然違うってわけじゃ無いんすが、ボクも人間なんで何でもは叶えてあげられないっす。それにボクが受け付けてるのは願いって言うより依頼なんですわ。』

「依頼?」

『助っ人とか、マネージャーとか、はたまた治安維持とか。個人的なものじゃなく部や学校単位の依頼を部長や校長から受けてるんす。』

「へー。立海ってそんな役職あったんだな。」

『そっす―。』

「それなら氷帝に来たのも依頼を受けたから、ということか。」

『ピヨさん御名答ー。』

「…何だその呼び方は。」

『ボク流のあだ名っす。可愛いっしょー?ねー、ジロちゃん先輩。』

「かわEーよ、ぴよし!」

「起きてたんですね芥川先輩。」

「ついさっきね!」



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「それで、依頼内容は何なん?」

『男子テニス部の明日1日限定コーチっす。タロっちから頼まれましたー。』

「コーチ!?てか監督とも知り合いなのかよ!」

『タロっちとボクの両親は仲良かったんでー。』

「恐るべきコミュニティーやな。」










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