「ノボリさーん!見ててください、一発芸やります!」
「はいはい」
「ちょっとぉぉ!部下が体を張って芸するっていうんだからせめて顔くらいこっち向けてくださいよ!」
「うるさいです…何なのですか」
「一発芸です!」
「はいはい」
「ちゃらーん!まずここに取り出したるは、冷たいのにふつふつと気泡の立ち上る漆黒の液体!」
「コーラですね」
「やっほー、お疲れさま……何事」
「あぁクダリ、丁度よかった。お相手をしてあげて下さいまし」
「え?何の?コーラの?」
「クダリさんも見ていきますか?私の一発芸」
「一発芸?何なに?見たい!」
「ふふふ、では…はいそこノボリさん寝ない!こっち見てください!」
「いいじゃんノボリー、ちょっとくらい見てあげようよ」
「…早くしていただけますか?」
「フッ、眠気もぶっ飛びますよ?」
「はやくはやく!」
「えー、ここに用意したるは何のへんてつもないボトル入りのコーラ」
「うん!」
「それはもう聞きました」
「そして私の胸ポケットから取り出したるは…じゃん!メ●トスです!」
「メン●スだね」
「はぁ」
「ここからがすごいですよ、絶対目をはなさないでくださいねー……、…………」
「……?一緒に飲むの?」
「えっ」
「…………ぅグッ、ゴハッ!やばい、これゥエホッ!ゴホ!気管に入っ、がはげへごほ、ウェフン!はい、人間ふんす、ゴホッ、い、でした!ゲホゲホ!うぇっゲフン!」
「………わぁ」
「眠気がぶっ飛びました。…あなた馬鹿ですか!クダリ、雑巾取ってきて下さいまし!」
「わ、わかった!」
「ゲホン、すいませんゴホッ、ノボリさんの笑顔がみたかったんです!疲れを少しでも癒して欲しかったんです!ケホッ」
「あなたさまが!もう少し落ち着いてくだされば!わたくしの苦労の半分は無くなるのです!!まったく、ほら口からコーラ垂れてますよ!」
「す、いませーん!コホッ」
「雑巾持ってきたよー!」
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コーラのボトルにメント●投入すると泡がドバァ!って出てきてえらいことになります
ボトル●ントス実験するときはお風呂場とかでやって下さいね!
同時服用は真似しちゃだめですよ!危ないですよ!