ハッピーバレンタイン!これ私からですきゃっ!…なぁーんて言うと思いましたか!残念、こいつぁばんのうごなですよ!さぁどうぞ召し上がって!あっははは、バレンタインざまぁ」


「…今日はいつにもましてテンションがひどいね君は」


「だまらっしゃいクダリさん、私は知ってるんですよ、クダリさんがリア充街道爆進中だってね…!さぁテルミー、いくつチョコレート貰ったんですか!」


「段ボール二箱分くらいかな。一緒に食べる?さっきもらったんだこれも」


「んまぁ憎たらしい…!」


「因みにノボリはね、」


「段ボール四箱分でしょう、さっき見ましたもん」


「同じ双子なのにここまで差が出るってひどくない?」


「クダリさんがいつもキリッとしてたら同じくらいモテると思いますけど…。あ、ダブルで20連勝できるひと少ないってのもあるんじゃないですか?つまりクダリさんの存在はあまり知られていないと」


「あー…そうかな、そうかも。ってそんなわけないじゃん!トレインでしかあえないってわけじゃないんだから僕たち」


「そーですねー。じゃあやっぱただ単にノボリさんの方がモテるだけかなぁ」


「同じ顔なのに!」


「何ですか、不特定多数の女の子にキャーキャー言われたいんですかクダリさんは…はれんち!」


「破廉恥って…!そういうわけじゃないけどさー…、なんかね、顔が同じなのにノボリの方が断然好かれてるのってちょっと寂しいなって思って。僕いらないじゃん」


「いらないなんてあるかー!クダリさんのばかちん!」


「ぶっ!…君仮にも上司の頭を…」


「いいですかぁぁぁ!私にとってはクダリさんはねぇぇ、すっごく大好きな上司なんですよぉぉぉ!口調と動きがこどもっぽいことを除けばパーフェクトな上司なんですぅぅぅ!そんな私の上司を貶すたぁ例えクダリさん本人であっても許しがたい蛮行らにょぉぉぉ」


「…やべ、これ酒入ってた」


「アッハッハッハァ、バトルサブウェイばんざぁぁぁぁい!」


「えい」


「うぐっ!?……ハッ、私は一体何を…」


「え……!?まさかばんのうごなで酔いがさめるとは思わなかった。君実はポケモンなんじゃないの」








「みてみてー!クダリさん、さっき私凄いバトル見ちゃったんですよ、録画しましたよ!」


「すごいバトル?何?みたい!」


「はい、再生しますよー、座って座って!」


「わくわく」




ミネズミの がまん!
ミネズミは がまんした


タブンネの リフレッシュ!
しかしうまくきまらなかった


ミネズミはがまんしている


タブンネの めざめるパワー!
ミネズミには こうかがないようだ…


ミネズミは がまんしている


タブンネの いやしのはどう!
しかし ミネズミの たいりょくは まんタンだ!


ミネズミの がまんが とかれた!
しかし うまくきまらなかった!




「…なにこれ」


「全然決着つかなかったんですよ、すごくないですか」




ミネズミの おさきにどうぞ
タブンネの おさきにどうぞ!
しかし うまくきまらなかった!




「…もうみなくていい?」


「待って下さい、23分40秒あたりでお互い出せる技がなくなって悪あがき合戦が始まるので」


「そんなにみたくないよ…!」


「じゃあトウヤ君からもらったお宝映像あるんでそっちみますか?」


「みる!」


「おっけー、こっちもすごいですよ!ヒンバス対トランセルのはねるとかたくなる合戦!最終的にはこれも悪あがきで勝敗を決します」


「やっぱいいや」





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