「おかえりなさーい」
「ただいまー」
「お疲れさま、お風呂わいてるわよ。それともごはんにする?」
「風呂より晩メシよりお前がいいな」
「やっやだあなたったら…!」
「だめですか、奥さん?」
「…もう!」
「かわいい嫁さんを貰って俺は幸せだなぁ」
「あなた…」
「…君たち何やってるの?」
「新婚ごっこ!」
「ジェームズも混ざるか?赤ん坊の役とかで」
「ちょっとシリウスそれじゃ新婚ごっこじゃなくなっちゃうよ!ジェームズはペットの役とかがいいと思います!」
「慎んでお断りするよ!それより何?シリウスがお嫁さんの役なの?普通逆じゃないの?」
「こいつが旦那役やりてーって聞かねーから」
「そのわりにはノリノリだったじゃないか」
「顔赤らめちゃって超なりきってたじゃん。女になりたいって願望でもあるの?そういう性癖だったの?」
「バッ、ちげーよ!」
「シリウス…あなたいつの日か純白のウェディングドレスを着る日を夢見てたんだね…」
「だから違ぇって言ってんだろ」
「次は旦那役になれるように頑張ってね」
「次は姑の役だって言われた」