「あー!何で!?なんですかそれ、どうしたんですかそれ!」
「…さっきバトルではじけるほのおの火花が当たった」
「何てことを…!」
「別にこんなの大丈夫!かすり傷だし」
「大丈夫じゃないっ!」
「え…何でそんなに怒ってんの?」
「ひどい…!クダリさんのこの綺麗な顔に傷をつけるなんて…!どこの知れ者ですかソイツは!ぶっ飛ばす」
「ちょっと、物騒なこと言わないで…!」
「あぁなんてこと!こっち来てくださいホラ、消毒しなきゃ…一番いい傷薬…!やけどなおしって人間にも効きますかね、」
「いいってば、舐めときゃ治るから、ね!」
「いけません!どうしよう、傷が残ったら大変…!」
「……スルーされた…遠回しだったかな」
「顔に傷がつくなんて一番あっちゃならないのに!お嫁に行けなくなっちゃうじゃないですか!」
「僕は元々おヨメさんにはなれないよ!」
「ぐすっ、かいふくのくすり使ってやる!クダリさん大丈夫ですよ、嫁の貰い手がなくなったら私がクダリさんのことめとりますからね!」
「何で僕が妻なの」