「うぎぃやわあーあぁーあぁーあぁぁぁぁ!!!!」


「あ、かかったみたい」


「行きましょうか」






「やっほー、すっごい悲鳴だったね!どうしたの?ププッ」


「ひっひっククククダリさっ、うわわわわ」


「おやおや頭にオクタンなど乗せてどうなさったのです、ふふふ」


「ぎぃやあわわ入らないで背中入んないでてめっ刺身にしちゃうぞひぃぃうわあぁあっぁうわー!!!!」


「色気ない叫び声ー…つまんなーい」


「ちょっ、クダリ、これ早く剥がした方がいいのでは…」


「むぐぐっぐぐ、んぶはっ、顔に張り付かないでよぉっ、この、吸盤野郎!んむむむぶはぁ!」


「あっははは、普段の仕返しだよー!」


「いぎぎぎぎ…く、こんにゃろ、私に逆らうとはいい度胸ですね…!」


「ハァ?あっそ、取ってあげようかと思ったけどやーめたー」


「あっあっ違います、オクタンに言ったんですぅぅぅ!!取ってクダリさんこれ取ってぇぇ!!!」


「クダリ!早くモンスターボールお寄越しなさい!」


「えー、もう取っちゃうの?せめて写真撮ってトウヤに送んない?」


「早く!お寄越し!なさいまし!」


「あーもうわかったわかったってば」


「うわぁぁぁんべたべたやだぁぁぁぁ離れろぉぉぉぉ」


「じゃあボールとってくる、秒速30センチくらいで。どこの部屋に置いたっけなー」


「走ってお行きなさい!」


「うわぁぁぁんもうオクタン怖いよぉぉぉぉ」


「全く、クダリは!」


「ノっノボリさんだってグルになって悪戯しかけたくせにっ」


「あーそれは、その、クダリが…」


「大人げないですよぉぉノボリさぁぁぁんばかぁぁぁぁぐすぐす、うぇぇっ、ヒッ首に纏わりつかないでよ吸盤野郎!あほ!」


「動かないで下さいまし、今取って差し上げま、」


「ウラァー!!!」


「むぐっ!」


「ひ、ひひひはは、ぐすっ、この程度の吸盤で悪戯とは、ひっく、片腹痛いですね!!はーははは!」


「っプハ!なっ何、いきなり何なんですか!」


「あっらぁー、髪が乱れてますよぉノボリさん!かわいそうに!」


「うわ、な、この…ヒィィ服の中に入らないで下さいましぃぃぃ!!!」


「よぅしオクタンちゃんいい子!そのまま前はだけさせちゃえ!」


「やめ、止めて下さいまし!やめさせなさい!」


「エッ無理ですよ、だってその子私の手持ちじゃないですし、仕舞っちゃおうにもボールないし…ねー?いい子だねオクタンちゃん!あなたメスだったのかな、いいよいいよもっとやっておしまいー!」


「クダリィィィィ!クダリ早く戻ってきなさい!クダリィィィ!!!!!」


「あ、クダリさんならさっきドアの外でけんけんぱしてました!戻ってくるのは相当後になるんじゃないですかね!」


「クダリィィィィ!?」


「あっその表情すごくいいですね!オクタンちゃん撮るよー、もっと絡みついて!はい、チーズ!」


「あっちょ、何撮ってるんですかッ!」


「え…トウコちゃんとベルちゃんとトウヤくんに送ろうと思って…あと自分用に」


「そういうことを聞いているのではありませっ、ひっ!……離れなさいこの…!」


「あーまじオクタンちゃんいい仕事するねぇ…よしもう一枚撮ろうか、はい笑ってー!ノボリさん動いちゃダメですって!」


「後で覚えておきなさいまし…!!」


「知りませーん、今回のはノボリさんとクダリさんが悪いんですもーん」


「あっあ、ちょ、下はダメですって、やめ…!!!」


「ウヒョーオクタンちゃん頑張れー!!あいたっ何でチョップするんですかノボリさんってば酷い!」


「お黙りなさい!」





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